カテゴリ:旅
明日は大雨だとか。そういえば雨なんて梅雨入り宣言の日にあっただけで、その後は、どちらかといえばカラリとした心地よい陽気が続いていたのでピンと来ていませんでした あまり歓迎されない雨ですが、私がたびたび訪れる高松では梅雨に雨が降らないというのは死活問題です。高松は高知の早明浦ダムに水を頼っている(いろいろな歴史的経緯があって、他県のダムに水を頼っています)のですが、ニュースを見ていると、梅雨のこの時期に取水制限の話題が出る時は、かなりのピンチです。何か他人の貴重な水を使ってしまう気がして、高松に行きにくくなるので、ぜひともまとまった雨を期待したいとこころです 前回の続きです。米子で乗り換えたのは境線です。文字通り、境港へと向かう路線です。そして、境港といえば、ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるさん
列車のボディーはもとより、内装かにシートまで妖怪たちで埋め尽くされています。週末だったので家族連れも多く乗っていましたが、お子様たちは大喜びです 考えてみれば、私の小学生時代にテレビの初回放送があったと思うのですが、ずっと人気を保ち続けているのって凄いですね もっともパチンコの方はいずれも、どもならんものばかりでしたが(汗) 境線の歴史も古い。わずか18キロの短い路線ですが、明治時代にできて100年以上の歴史があるので、なかなかのものです 昨年、九州で若松線や香椎線に乗りましたが、半島の先の港への路線というのは物流上、重要だったのです。まさか当時は100年の時を経て妖怪列車が走っているとは誰も想像出来なかったでしょう 非電化単線(一部区間は車庫に向かうため電化されているが、境線の列車はいずれも気動車)の路線ですが、おおよそ1時間に1本の運行があり、本数は多い方です。途中に学校があるようで、週末の部活の高校生もかなり乗っていました。もう少し本数を増やしてもいいのでは、と思ったぐらいです 本当は途中、降りてみたかったのは
米子空港駅です。米子空港が拡張されたことに伴い、元々あった別名の駅が移転してきて、空港最寄りの駅となりました。空港を拡張するぐらいですから、基本的に周囲には何もありません。さらに言うと、空港へはターミナルに直接付けられるリムジンバスの利用者が多く、空港利用者で、この駅を使用する人はあまりいないという、秘境駅の匂いがプンプンする駅です。車窓越しの眺めもなかなかのもの。時間があれば、ぜひ降りて散策したかったですね 境線の列車は30分ほどで終点に到着
境線では駅ごとに妖怪の名前が付けられているのですが、さすが境港は最も偉い駅らしく「鬼太郎駅」となっています。パチンコでいうと7図柄みたいなものですね(笑)
ひのような駅らしく、多くの方が列車や駅名標をバックに記念撮影をしていました。スマホの自撮りって便利な機能だな、とつくづく思いました 改札口を出るともちろん
妖怪さんがお出迎え テクテク歩いて
水木しげるロードを行く。途中、週末だからでしょうか、着ぐるみの鬼太郎やねずみ男に遭遇しました なかなかコンパクトにできている街で、散歩していて楽しかったです ちょうどお昼どきになったので
海鮮丼をいただきました。もちろんビールもお供に のんびり歩いて再び駅へ
今度はこなきじじいの列車で米子へ戻ります 実は無理矢理組み入れたのですが、なかなか楽しい時間でした。途中書きましたが、電化するなり、一部でも複線化するなりして本数を増やすべきだと思う路線でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.06.20 20:21:58
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