カテゴリ:KENT2歳日記
梅雨の合間の晴れ間。
これを逃すわけには行かない。 ここのところ、KENTの情緒が不安定なので、午前中から公園へ行って来た。 すぐにお腹が張るし、赤ちゃんを大きくするためにも安静にするように言われているけど、私としか出かけてくれないんだから仕方ない。 「公園行く?」 「いきたいー!すべりだいしゅるーってしたいー」 とノリノリで家を出たKENT。 門を出た瞬間、固まる。 そして口から出た言葉は、 「パパ・・・」 ヤバイ。 先日ここでパパの車を見送ったことを思い出したらしい。 「パパどこ?パパだっこしたい。パパ帰ってくる?」 ぐずぐず立ち止まるKENTをごまかしながら公園へ向かった。 歩いて15分の場所にアスレチックや長い滑り台のある、充実した公園がある。 KENTの手を引いて大きなお腹を抱えて、ちょっと遠いかなぁと思ったが、現実はかなり遠かった。 しかも雨上がりの晴れ間でとにかく蒸し暑い。 最後は私のほうがKENTに手を引かれながら、ようやくたどり着いた。 公園さえ行けば、私はベンチでKENTを眺めているだけでいいと鷹をくくっていたのに、KENTはほぼ初めて遊ぶアスレチックのせいか、 「ママ、こっちよー。いっしょにおいでー」 の繰り返し。 や、休ませてください・・・ 身の危険を感じて、帰ることを説得。 オレンジジュースを買いに行こうと適当なことを言って公園を後に。 途中で何度もお腹が張るたび、 「あ、車いっぱいねー。バス来るかなぁ」 と誤魔化してはしゃがみ、 「あ、ありさんだねぇ。どこいくのかなぁ」 と言っては、腰を下ろし、 何とか家にたどり着いた。 お昼ごはんを食べた後、おもちゃで遊んでいたKENT。 おもむろに立ち上がって、 「あのねー、けんけん、キックしないよー。ごめんしゃい」 と私の顔を正面から見据えて、はっきり言った。 「ずっと気になっていて、アンタに謝りかったんやねえ・・・」 と、それを見た母も驚いていた。 公園には30分もいられなかったけど、一緒に歌を歌いながらママとお散歩して、KENTは気持ちが晴れたのだろうか。 この後私はお腹の張りとだるさで瀕死状態で、ほとんど布団の上で過ごしたけれど、KENTは私にキックすることは無かった。 (KENT2歳7ヶ月・第二子妊娠35週) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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