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今を大切に笑って生きる事。

子宮頚ガンとは

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     子宮ガンとは、子宮に出来る悪性腫瘍の総称で、女性性器悪性腫瘍の約95%を占め
     女性の悪性腫瘍の約25%を占めています。

     子宮ガンは、子宮頚部(子宮の下3分の1位の子宮出口付近)に発生する子宮頚ガンと
     子宮の奥の方(体部)の子宮内膜という組織から発生する子宮体ガンに大別されます。

     *女性生殖器についてのpage参照→enter


     我が国では、頚ガンが子宮ガンの90%、体ガンが10%とされていましたが
     近年体ガンが増加の傾向にみられます。
     (資料によっては頚ガン80%、体ガン20%と言われていたりするので、正確な数字は不明。)

     発生年齢は、頚ガンでは40代、体ガンが50代をピークとされています。
     しかし、若年の子宮ガン患者さんも増加傾向にあります。

     子宮ガンの死亡率を見ると、1950年では人口10万人に対し19,7人、1970年12,1人、1985年8,0人と
     著しい低下がみられています。
     これは早期診断、早期治療の結果と考えられ、集団検診が全国的に組織的に行われるようになった事や
     検査技術の進歩、細胞診の診断精度の進歩によるところが大きいと考えられます。

     以上が子宮ガン(体部・頚部含む)の全体のお話です。
     ココからは、私自身が頚ガン患者の為、子宮頚ガンについてのみお話していきます。


     ■子宮頚ガンについて■

     子宮頚ガンとは、子宮頚部の扁平上皮と頚管円柱上皮と呼ばれる皮膚の境界から発生しますが
     この境界は、若年では外子宮口より外側にあり、老年では頚管内に移行している為、
     若年者では子宮膣部ガン、老年では頚管ガンの形を取ることも少なくないそうです。

     組織型としては、扁平上皮ガンと腺ガンがあり、全体の80%~90%が扁平上皮ガンと言われていますが
     稀にその他の組織型のガンも発生しています。
     (ココ十数年、子宮頚部の腺ガン患者は増加しているとも言われています。)



扁平上皮ガン

全体の80~90%

腺ガン(私も、この腺ガン患者です。)

全体の10~20%

腺扁平上皮ガン(扁平上皮ガンと腺ガンの混合型です。)

小細胞ガン

肉腫


     私のガンのタイプである腺ガンは、子宮の表層の上皮に出来る扁平上皮ガンとは異なり、
     深い部分に位置する頚管腺と言われる部分に発生するタイプのガンです。
     この事から、腺ガンは扁平上皮ガンより発見が遅れることも少なくありません。

     また検査については詳しくお話しますが、通常の子宮ガン検診では子宮頚部の表面の細胞を調べます。
     ココで扁平上皮ガンの多くは発見されるのですが、先にも申しましたように腺ガンは頚管腺の奥に発生するので
     見つかった時には進行している場合もあるのです。

     腺ガン患者さんの多くは、子宮ガン検診を定期的に受けていたけれど陰性で
     子宮筋腫などの他の疾患で、初めて分かったと言われます。

     私自身は、扁平上皮ガンの前ガン状態でもあったので、たまたま腺ガンも見つかったのですが
     前回の検診から半年後の検診で初めて分かったのにも関わらず、1b期まで進行していたのです。

     また、1b期以上の腺ガンは扁平上皮ガンと比較して予後が不良です。
     腺ガンはリンパ節転移率が高いことや、放射線治療の効果が低い事が関連していると考えられています。

     0期でも、円錐切除後の子宮頚管内に病巣が残る可能性が高い為、円錐切除で治療を終えるには慎重でならなければならず、
     最終的に子宮全摘術となる可能性が高くなります。

     私自身も1b1期ではありましたが、術前のMRI検査でガン細胞が写らなかった為、
     病巣が小さいものと予想し、円錐切除を受けました。
     しかしその結果、病巣が残っている可能性が高いと判断され、全摘を余儀なくされたのです。

     とは言え、円錐切除で経過観察となっている方もおられるので、必ずしも腺ガン=全摘となるワケではありません。
     あくまでも一般的なお話です。

     これもまた後に詳しくお話しますが、病巣のある子宮頚部だけを摘出し、
     体部を残して妊娠を可能にする子宮温存という方法もありましたが
     この術式は、通常扁平上皮ガンの1b1期までであれば可能です。

     しかし腺ガンの1b1期の場合、温存手術には特に慎重にならなくてはなりません。
     私も、この事から温存手術を諦めざるを得なかったのです。
     

     ■子宮頚ガンの症状■

     通常、初期の段階では無症状です。
     肉眼的にも異常を認めない事も少なくありません。
     しかし中には、不正出血がみられる事もあり、月経時以外の出血や性交時の出血がある場合もあります。

     膿性の帯下(おりもの)や悪臭を伴う帯下は、進行した時に多くみられるようです。
     末期になってくると疼痛(骨盤部や腰などの痛み)などの症状も出てきます。

     私の場合は、元々婦人科に通うきっかけは不正出血でした。
     他にも生理不順だったり、生理痛が酷かったりという症状もありましたが、主治医の見解はガンとは関係ないとの事でした。

     無言の臓器とも言われる子宮。だからこそ、定期的な検診は欠かせないのです。

     腺ガンなどの扁平上皮ガン以外のタイプは別として、
     扁平上皮ガンであれば通常の検診で初期の段階で高い確率で発見出来るガンです。

     最低でも1年に1回は子宮ガン検診に行って下さい!!!


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