カテゴリ:思うコト
祖父が亡くなって、早いモノで1ヶ月を過ぎ
このお盆休みは、四十九日法要の為、再び神戸の祖父母宅へ行っていました。 その為、初盆は来年となります。 四十九日法要当日、朝早くから出発して、祖父母宅へ向かい、 到着して早々、法要が始められました。 僧侶の読経やお焼香を済ませ、いよいよ納骨です。 本当におじいちゃんとお別れしなくてはいけないんだ・・・ 祖父の死後、随分と元気になりつつあった私でしたが やはり、何とも言えない寂しい気持ちが押し寄せて来ました。 宗派や地方により違うかもしれませんが、祖父母宅では 骨壷から出して、さらしのような布で出来た袋に入れ替え、その袋のまま納骨します。 コレは、故人が土へ還るようにとされているそうです。 なんだか、もちろん祖父が土へ還るコトは、祈るべきコトなのかもしれませんが 祖父の「形」が何1つなくなってしまいそうで、寂しい気持ちにもなったのが正直なトコロ。 納骨も終わり、お花やお線香やお水をあげ、お参りを済ませました。 その後祖父母宅へ戻り、食事を済ませると 今度は親戚が揃って、御詠歌(ごえいか)を詠みます。 コレは、祖父母の家でも古くから詠まれているモノで 和歌の形式をとった仏教歌謡。 コレを、いつも法事があると、毎回祖父の先導によって 皆揃って詠まれていたモノでした。 しかし、その先導する祖父がいません・・・。 なので、今後は祖母の姉が先導してくれるコトになりました。 が。 やはり、私にとって御詠歌は、祖父が先導していたモノしか知らないので 御詠歌を詠み始めると、イヤでも祖父がいないコトを思い知らされ、マタ涙が溢れて来ました。 小さいコロは、いつも祖父は私を膝に抱き、御詠歌を詠んでいたそうです。 私もソレはなんとなく覚えていて、祖父が詠んでいる時間 子供の私には退屈で退屈で、早く終わらないかな~?と思っていた記憶があります。 そして「やっと終わった!」と喜んだのもつかの間、休憩を挟んで 再び御詠歌は始まります なので正直言うと、私にとって御詠歌は、祖父との時間を邪魔するイヤなモノだったのです。 しかし、こうして祖父のいない空間にいると、 祖父の詠んでいた御詠歌が、本当に懐かしくも、愛おしいモノとなってきます。 そして、四十九日法要全てが終わり、マスマス祖父はドコへ行ってしまったんだろう・・・ なんて疑問が出てきたりもしますが・・・。 来世の行き先が決まると言われる、最も重要な日である四十九日、 祖父の成仏を願っています。 その晩、祖母がオモムロに孫を集め、1人1人に封筒を渡してくれました。 祖父から「わしが死んでも、孫に小遣いをやってくれ。」と言われていたそうで ソレを聞いて、マタ切なくなりました。 おじいちゃん、私もう31歳なんだよ。 社会人なんだよ。 そんなにしてもらえるホド、いい孫じゃなかったんだよ・・・。 しかも「お小遣い」と言うには大金で、31歳にもなる私がもらえるような金額でもなく マスマス恐縮する私ですが。 でもせっかくの祖父からの気持ちをムダには出来ないから。と言い訳しつつ ちゃっかりもらって帰りましたけれども でも、このお金は当分使えれそうにありません・・・。 ■倉敷成人病センター婦人科がん患者会ASK(アスク) 第2回交流会のお知らせ。 日時:2009年8月29日(土) 詳細はコチラをご覧下さい。 ↓ 告知記念日を過ぎて-子宮頚部腺ガン-◆患者会のお知らせ 沢山のご参加お待ちしています。 ■プロフィール記入にご協力お願い致します。 「足跡」pageへ ↓ ↑ ↑ ポチポチッとクリックお願い致します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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