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テーマ:劇団四季(2)
カテゴリ:お出かけ
初めて劇団四季を見に行ってきました!!
「ユタと不思議な仲間たち」です。 なんと友達がチケットを取ってくれました。 しかも1番前の席!! 子供と2人で初の劇団四季という事でドキドキわくわく ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル 場所は博多のキャナルシティの中の福岡シティ劇場。 人ごみが苦手な私は、なるべくなら避けて通りたい天神の繁華街や博多駅近辺。 だけど避けては通れなかったので、鼻血覚悟で人ごみへ突入!! なんとか無事にたどり着いて案内係のお姉さんに自分たちの席まで案内してもらいました。 なかなかVIPな待遇でうれしかったわw 建物も階段の踊り場に大きなのっぽの古時計(柱時計?)なんかが置いてあり、しゃれた感じ。 開演して数分経っていたので1番最初のシーンは見れなかった、残念! 私が見始めたシーンは主人公ユタが学校のいじめっ子グループからぼっこぼっこにされている所。 突然の乱闘シーンでぼっこぼっこにされているユタを見て、本当に泣いているんじゃないかと思ったほどリアル。 劇団四季のイメージはほんわか、ほのぼのだと思っていたのでそれが一気に崩れた。 後ろのセットが回りだしたり、こま犬の目が赤く光って吠え出したり(ここはちょっと笑った) 座敷わらしの「ペドロ一家」の登場シーンはレーザー光線やスモークなんかが使われてて技術がすごいなと思った。 座敷わらしたちが自分達がいつの時代に生まれて、どういう風に親に捨てられたかを自己紹介。 1番衝撃的なのは、乳の代わりに和紙を貼られ、村で1番の大きい屋敷の門の前に置かれ、声を出したくても出されない、泣きたくても泣かれない状態で死んでいったと・・・ そんな座敷わらしに見守られながら、もやしっこのユタがどんどん強くなって、もういじめられなくなるというお話。 生きたくても生きられなかった命が集まって支えてくれた・・・ よくあるニュースだけど乳児置き去り事件や、幼児虐待の記事。 今は昔と違って、不作で飢餓する事なんてないのに子供を育てたくない親がいるという現実。 スーパーの公衆トイレに紙袋に入れられ置き去りにされた女の子の赤ちゃん。 寒い冬の早朝、毛布に巻かれ透明のゴミ袋に入れられ産婦人科の入り口のところに置き去りにされ、瀕死の状態だった赤ちゃん。 十代の若者同士が結婚もしないまま赤ちゃんができて、親にも相談せずにどうにもできず、里子に出したという赤ちゃん。 若い夫婦が計画も立てず次々と産んでいき、医者から止められていたのに、また赤ちゃんができて、中絶覚悟に医者に行き念願の双子だったがドクターストップのため中絶。 家庭をかえりみない夫に振り回され、ろくに食事もでないなかでも一人の子供を育てて、苦労しているのに避妊せずに何回も妊娠させる夫。 わたしの近辺でもたくさんの小さい命が消えていった・・・ 話すこともできない小さい命の声を変わりにこうして物語として残していく事はいい事だと思ったし、 今生きている命を大切にする事、強く生きる事、負けない事。 この思いがみんなの心に響くといいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年07月21日 11時37分36秒
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