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最後の5日間について、聞かせてくれなくてもいいんですという、本当に
優しくありがたい言葉を頂きましたが、これを書かなければ何も終わら なく、何も始まらないような気がするので、最後まで書くことに決めました。 「平成15年5月15日」 この日だけは生涯忘れることがないであろう1日になりました。 頭が混乱したまま会社に出勤し1時間ほど経った頃、病院から電話が 入りました。極めて危険な状態。 昨日あと1ヶ月もつかどうかと言われたばかりなのにどうして・・・。 病院に駆けつけてからの状況は思い出すのもつらいので書くことができ ませんが、彼女の意識は既に混迷した状態でした。 私はそのまま病院に泊り込み、ただそばにいることしかできません。 ただただ奇跡が起こることのみを信じて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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