じゃんばらやのつぶやきとその仲間たち

2005/11/19(土)20:22

別れと出発

贈り物(9)

親友が明日アメリカに出発する。 会社で知り合った旦那様について、 最低でも2年間、ボストン生活となる。 優秀な旦那様は、 会社の指令で、ボストン大学の修士課程を取得するのだ。 結婚する前から同棲していた二人は、 とても仲がよく、 (いや、どちらかと言うと旦那が彼女にぞっこんかな?) 土日に遅くまでひっぱりだして友人を遊びに誘おうとする私は、 旦那様と彼女の奪い合い合戦をしたものだった。学生時代。 隣の大学に通う彼女とは、 バイトを通して知り合った。 住んでいるアパートも隣どうし。 大学の雰囲気にあまり馴染めなかった私は、 授業を受けている時間より彼女と遊んでいる時間の方がおそらく長かっただろう。 夜中にぷよぷよをしたり、 ベランダで花火をしたり、 ご馳走を作って食べたり、 ビデオを見たり、 一緒に飲んで泥酔したり、 毎日会っているのに旅行に行ったり・・・ 私がイギリスに住んでいた時も、 彼女は2週間ほど遊びにきてくれた。 私に彼ができても、彼と友人の3人でよく遊んだ。 オレと彼女のどっちのが好きなんだ? なんて真剣に聞かれたこともあった。 そんな時、 返答に困った私は、 男だったら貴方で、女だったらNみ、 とごまかしていた。 大人になってからの別れは淋しい。 同僚の送別会でも、 会社辞めてもまた飲もうね、なんて言いながら、 そんな機会は滅多に無い。 この人とはもう会わないだろう、 そんな予感は現実となる。 たくさんの出会いと別れを経験し、 それでもお互いの生き様を見ていこう、 と選択できた人達は、 これまでとこれからの私の創造する一部となる。Nっち、 明日の出発、 とっても淋しいけど、 新しい生活応援しています。 来年は私が遊びに行くので、 旦那だけではなくて、私の相手もしてちょうだいね。 これは命令です。 私にとって、 彼女はしばしのお別れ。 貴女と出会えた奇跡に感謝します。 次会うときは、 お互いさらに?素敵な女性となって再会しましょう。

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