|
カテゴリ:カテゴリ未分類
そろそろ桜の時期というが、まだたまに寒い。
寒の戻りもあるらしい。リフはまだ一緒に寝てくれる。 この季節が終わるのは悲しい。以前最長で四月まで添い寝してくれたこともあった。 今回もGWくらいまで添い寝希望、いや真夏でも年中無休で大歓迎だ。 今年は年明け早々、リフは不調になっていた。 元旦に人間も早朝に初詣はしごという前代未聞の荒行をやったせいで、体の一部を壊してしまい、激痛にのたうちまわったという。 リフは2日に不調となっており、まったくごはんを食べない。 正月休みで医者も休みだ。幸い4日やっていたため、家族に任せてリフはお医者へ。 以前のけがの時もリフはまったくご飯を食べなくなり、みるみる体重が落ちてしまった。 今回も一口も食べない日が続き、体重が落ち、ついに3キロをきりそうなところまで落ちてしまった。 これは以前の時より落ちている。 リフも13歳だ。けして若くはないのだ。ダイエットなどしてもいいことはない。 もりもり食べてほしい。 点滴をしてもらい、検査をしてもらった。 そこで初めて判明したのが、リフは猫エイズだった。 どこでかかったのか、元々生まれつき持っていたのかはわからないという。 そして今回の不調の原因もそれなのかわからないということ。 とにかく食べないことには元気にならない。お医者さんのアドバイスでは鼻元にチュールなどをつけてあげれば猫の習性でペロペロするとのこと。 もはや力技だ。 医者で点滴も考えなければならないが、リフが自力でごはんを食べるようになること。食べることこそ元気への道に他ならない。 人間はひたすらチュールをリフの鼻元につける。それを繰り返した。 しだいにリフは食欲を取り戻し、自力で食べるようになり、そして催促をするようになった。 一月半ばにはすっかり去年年末の元気なリフに戻ったのだ。 リフの回復っぷりには毎度驚かされる。人間の回復のほうが時間かかってたくらいだ。 すっかりあのやせっぷりが嘘のように、もりもり食べて毎日興奮、大暴れの日々。 逆に心配になる。元気すぎてケガをしないか。 トイレも毎日もりもりで砂が足りなくなるーというくらいだ。いいことだ。 猫エイズで免疫も弱っているから外に出すのはよくない。リフをお外に出したくないのだが、リフはやはり外に出たい病もある。いつの間にか外出してうきうきとのんきに外を歩くのだ。 二日ほど前にも玄関が開いていて、飛び出すリフ。飛び出しは危険だからやめなさい。人間の進行方向をジャンプで横切ってぶつかることもある。危険極まりない、無謀娘のリフだ。 外に出た瞬間すぐにストーカーがリフを見つけ追いかけていく。気づかないまま尻をふりながらうきうきと歩くリフ。ストーカーが真後ろに来てそこで気づいて驚いて逃げるリフ。 しっぽは爆発。どれだけのんきなんだリフ。というかいくつになってもストーカーに追われるリフだ。 ネコから見ても魅力的なんだろう。そしてリフの危機感のなさにはあきれるばかり。 もう布団の中でひきこもっているのが一番安全だぞ。リフも布団の中でもにもにするのが好きだろう。 ついつい定期的にふとんをめくってリフを見たくなる人間。リフのゴロゴロブヒブヒ音を聞いて、もふ毛に埋もれにおいを嗅いでいたい。常に思う。天国とは猫のモフ毛に埋もれたような心地よさなのだろう。 つまり現世のこここそが天国だと、感じるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年03月15日 16時55分41秒
コメント(0) | コメントを書く |