テーマ:仕事しごとシゴト(23775)
カテゴリ:どちらかと言えば仕事系
取引先の会社に訪問すると時々その会社の運転手さんも社内にいる姿を見かけます。
以前からその運転手さんが待機している時に会議室にいて何かしている様子は わかっていたのですが、話をするタイミングはありませんでした。 ですが今日ついに話せる時間があったので少し話してみました。 何かの本と紙を机に置いていたので 「これは何ですか?」というようなことから話したのですが なんと仏教の本をみて紙に筆写していました。 『中国で仏教は佛教(fo2jiao4)という字を書くんだ』ということから会話が始まり、 『日本ではみんな佛教なのか?』など聞かれたので 『仏教とかキリスト教とかの人もいますけどよく日本は無宗教と言われる』 というようなことを言っておきました。 こうしてこの話題が終わってしばらくした時に 「日本は八百万の神を大切にしているんですよ」と言えば良かった、 と後から気づきましたが時既に遅し。 もちろん「八百万の神」をうまく表現できるかという問題もあるんですが。 そして壁にかかっている絵もその運転手さんが描いたということでこれも驚きです。 雰囲気はいわさきちひろを彷彿とさせる感じのものです。 なんかいい趣味を持ってるオジサンだななんて思えました。 見た目はよく北京にいそうな運転手っぽいんですが(笑) また、たまたまその社内に社員がいなくなったタイミングに電話がかかってきたのですが なんと運転手さんが電話対応までしていました。 ある意味これは社員としてはあたりまえなのかもしれませんが、 中国的には珍しいことだと思えます。 なにか文化的だし予想外の電話対応もするしと いろいろ新鮮な驚きを与えれくれる運転手さんでした。 奥深い運転手さんがいるものですね。 ちなみにこの会社の中国人社員の人たちも人当たり柔らかいし、 しっかりしている人が多いのできっと会社の採用力がいいのかもしれません。 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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