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雨。
またまた引っ越しすることになった。 場所は神奈川県。以前から縁のある場所とは思っていたが、こんなに早く移住するとは思わなかった。 誰も信じてくれないかもしれないが、私は今の部屋に引っ越す時に「次は横浜に住むんだろうな」と予感していた。予感していながら、その部屋を選んだのだ。それが1年以内とは思わなかったが…。その頃はおそらく感性がよく働く時期だったのかもしれない。今はさりとて次の予感はないのだが、長く住むのだろうなという気だけはしている。 引っ越しばかりして、地に足がついていないように思われるのが嫌で、今はあまりまわりの人に話せていない状況である。でも、なんだかんだで話さないわけにもいかず…。まあ普通に話して「そうなんだ」と相づちをうってもらっても、心の中はどう思われているのか分からない。なんせ29才女、「結婚することになりました」とでも話しておくのが、どこへ行ってもすんなり納得されるような年頃なようである。 それはそうと、日曜日に非常に驚くべき出来事があった。姉の妊娠である。普通はそんなに驚くことでもないかもしれないのだが、うちの姉、12年間も彼氏とつき合っていながら結婚の意思が全然なさそうだったのである。ということはいわゆる「できちゃった婚」なのだが、姉には夢があり30才を過ぎたにもかかわらず専門学校に通い始めたところだった。妊娠&結婚は、かなり予定外だったようで、本人はなかなかその事実を受け入れられなかったらしい。 子を産むのは人間の定めだよとメールをしたところ、DNAによって与えられた能力で社会に貢献するのも人間の定めだ、という返事がきた。この人、まだ夢を捨てきれないようなのである。要は気の持ちようなのであり、そのパワーは持ち続けたいと思わなくもないのだが。 30才目前にして、どこに重きを置くかというところに、人生観を問われる時期だなと思ってしまう。諦めるところは諦めたり、自分の能力の現実を嫌でも見つめ直したり…。そっとしておいてほしい、誰も自分を批判しないでほしいなんて身勝手なこともずいぶん考えてしまう今日この頃なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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