親に出来ること、子供の目に映っていること

どうして「早くしなさい」って言ってしまうんでしょう。

そうか、
「大人がやって欲しいこと」と
「子供がやりたいこと」
子供の中での優先順位が大人と子供で違うから、大人の目から見ると
イライラしてしまう。だから「早くしなさい」って言ってしまう。

そこで、最近、子供と話をして約束事を決めました。

子供がやることを
「やらないといけないこと」（宿題、後片付け、ごはんを食べることなど）
「やった方が良いこと」（本読みなど）
「やりたいこと」（テレビ、遊びなど）
の３つに分けました。

「やらないといけないこと」をまずやってしまおう。
「やった方が良いこと」はそのあとにやろう。
「やりたいこと」は前の２つが終わったらやろう。

これが子供との約束事。

やることが全部でこれだけあるぞということを意識させる。
どれが「やらないといけないこと」か、どれが「やった方が良いこと」か、
どれが「やりたいこと」なのかは子供自信がよく分かっています。

「早くしなさい」って言う代わりに、
それは「やらないといけないこと」かな？
「やらないといけないこと」はもう全部終わったのかな？
と問いかける。
子供は「あ、そうか」と気がついて「やらないといけないこと」を
やり始める。そんな流れが少しずつ出来てきました。

「やらないといけないこと」をやってしまえば、堂々と「やりたいこと」が
出来ます。子供にとってもメリットがある。ただ、やる順番を変えるだけ。

最近、少しずつ「早くしなさい」と言う回数が減ってきています。
ごはんを食べるのが遅いのはなかなか改善されませんが。