親に出来ること、子供の目に映っていること

2006/06/03(土)13:25

先を読む力を育てましょう

こんな子育てもありますよ。(63)

子供が子供を傷つけたり、殺してしまったり、 いやな事件が多い今日この頃ですが、 なぜこんな事件が起こるのでしょう。 私は、先を読む力が無い子供が増えているから だと思います。 先を読めれば、人を傷つけたり、殺してしまっ たりすれば、そのあとどうなるか分かるはず。 それが分かっていれば、そんなことはしないと 思います。 なぜ先が読めないか。 それは、先を読む習慣がない子が増えているから。 親が子供の先回りをして、何でもやってしまう ことが増えているのではないでしょうか。 子供が失敗することが少なくなっている。 失敗しないように親がやってしまう。 そうすることで、子供が先を考える力を奪って いるのではないでしょうか。 失敗すれば、次は失敗しないようにと先を考える。 失敗する前に親が手を出すことで、何をすると 失敗するかを考える必要がなくなる。 先を考える力は失敗することで育てられると思い ます。失敗することで、こうすると失敗すると いうことを学習する。そして失敗しないために 先を考えるようになる。 子供が失敗しないようにすることは、親の愛情 かもしれません。だけど、そこを我慢して、 あえて失敗させることも、もっと深い親の愛情だと 思います。 先が読めれば失敗しない。 そして、人を傷つけたり殺してしまったりしない。 子供が自分で先を考える習慣をつけてあげることは 親の重要な役割ではないでしょうか。

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