親に出来ること、子供の目に映っていること

2006/06/04(日)00:03

寝ることの大切さ

子育てについて(84)

子供が寝ないのは親の責任です。 寝ることは子供にとって非常に大切です。 以前に「寝る子は育つ」というテーマでご紹介 したように記憶が整理されるという他にも、 ホルモンの分泌という子供の成長にとって大切 なことが寝ている間に起こっています。 夜10時から2時までの間が成長ホルモンの 分泌が一番多い時間だそうです。 但し、成長ホルモンは寝ていないと分泌されま せん。 だから子供は何としても夜10時から2時まで の間は寝かしておかないといけません。 さらに生活のリズムを作るセラトニンという ホルモンが暗くなると分泌されます。 これは明るい中ではあまり分泌されないので、 暗くして寝かせなければなりません。 そして朝はカーテンを開けてしっかりと朝の光 を浴びさせる。こうして体内時計に時間を刻み こみます。 そして、昼間はしっかりと太陽の光を浴びながら 外遊びをさせる。 こうしてきちんと生活のリズムを作りながら 規則正しく子供の睡眠時間を確保することで、 頭も良くなるし、 体も作られるし、 からだのリズムも正常になるし、 体内時計も正しく時を刻みます。 子供の夜更かしは親の生活のリズムの乱れが 原因ということが多いそうです。 また、親が人に合いたくないから子供を外に連れ ていかないということも増えているとか。 今、子供のからだと人生を作っている。 睡眠時間は子供の一生を左右する大切な時間。 それをしっかりと認識して、少し無理をしてでも、 子供が寝るように仕向けていくことが、今考えて いるよりずっとずっと大切なことなんです。 あなたのお子さんは、 10時から2時まできちんと寝ていますか。 寝るときに部屋を暗くしていますか。 朝日を浴びさせていますか。 昼間の太陽を浴びて外遊びをしていますか。 「寝る」ということをもう一度見直して、 それに向けて生活のリズムを作っていきましょう。

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