親に出来ること、子供の目に映っていること

「どうしてこんな子になったの」
と、言ってる人をときどき見かけますが、
それは、そんな子に育てたから。

子供はどんなときに思い通りになったかを
よく覚えています。

駄々をこねたら欲しいものを買ってくれた。
泣いたら優しくしてくれた。
怒ったら言う事を聞いてくれた。

それが子供の心にすりこまれていって、
子供の行動を決めてしまいます。

子供が怒りっぽいと思ったら、
子供が怒ったときに言うことを聞いたことが多かったはず。

子供が我がままだと思ったら、
我がままを言ったときに子供の望むことをしたのでは。

大人の対応の仕方が、知らず知らずのうちに
子供の性格を作っています。

うちの娘は生意気です。
それは、そうなるように育てたから。
生意気をとがめるより、
しっかりと自分の言葉で自分の気持や考えを話せることを
大切にしたから。

全部を一度に良くすることはで来ません。
一つ一つ、大切だと思うものからきちんと身につけて
いけるように、大人が意識して接していくことが
大事なんだと思います。