親に出来ること、子供の目に映っていること

2007/05/27(日)10:26

優先順位を決める力の育て方

こんな子育てもありますよ。(63)

「優先順位を決める力」は育てることが出来ます。 日常の中でどんな小さなことでも子供に決めさせる。 その繰り返しで決める力が育ちます。 優先順位を決めるということは何かを諦めること。 自分にとってどちらが大切かを見極めること。 そういう機会を子供に意識的に与えることで、 少しずつ出来るようになります。 先日、娘の誕生日プレゼントを買いに行きました。 DSのソフトが欲しいということで、何か1つソフトを 買う約束でおもちゃやに行きました。 一通りソフトを見て回って、娘が欲しいと思ったソフトが 4つありました。 「みんな欲しくて選べない」と娘。 「説明をよく読んで、どれが一番良いかよく考えなさい」 そのうちに「やわらかあたま塾」と「もじぴったん」の2つ までに絞りましたが、それからどうしても1つに決められない。 「2つ買えないの?」と娘。 「だめだめ、1つ買う約束。」 「パパならどっちを選ぶ?」 「人の意見じゃなくて、自分で考えなさい。  何かの偶然で決めるんじゃなくて、選ぶ理由をきちんと  考えて決めなさい。1つを決めないといけないときに  決められないとふたつとも失うんだよ。」 そして、娘は「やわらかあたま塾」を選びました。 「どうして「やわらかあたま塾」にしたの?」と聞くと 「「やわらかあたま塾」は前からずっと欲しいと思ってたけど  「もじぴったん」は最近欲しいと思ったものだから。  最近欲しいと思ったものは気が変わるかもしれないから。」 お見事。よく考えて決めてる。 理由はどうでも良い。 こうやってきちんと決めることが大事。 自分で決めることを繰り返すうちに自分なりの決め方が 身についてくる。 その決め方はどんな大事な場面でもそのまま使える。 なぜなら、それは、もう一つの選択肢を自分で納得して諦める 方法なのだから。

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