親に出来ること、子供の目に映っていること

2007/06/24(日)01:05

その考え方好きだよ

子供について(47)

娘は「ハムスペ」というペット(動物)のマンガの本を 毎月買っています。もう1年半くらい続けています。 毎月、楽しみにしていて、何度も何度も読み返します。 その本が今月発売の号をもって、休刊になります。 そのお知らせを見た娘の反応は意外なものでした。 「ハムスペが休刊になる。今月号買っといてよかった。」 あんなに楽しみにしていて、あんなに大好きな本が なくなるというのに、それを残念がるのではなくて、 最終号が買えたことを「よかった」と考えました。 「その考え方、好きだよ。」 生まれつきの明るくて楽天的な性格もありますが、 もう一つ、親として意識してきたことがありました。 うまくいかないときは、クヨクヨ後ろを振り返らないで、 前に意識を向けること。 これは、実は、親の行動が自然に子供に引き継がれて しまうものなんです。 だから、子供の前では、後ろ向きな面は見せないように ずっと意識して、やってきました。 日常の中で、思い通りにいかないとき、 「それがだめなら、こうすれば良い。こう考えれば良い。」 と前向きな考え方を刷り込んできたつもりでした。 だから、今日の娘の反応は嬉しかった。 今日は私も思いつかなかった前向きな考え方。 単にノー天気なだけかもしれませんが・・・ 「あーあ」って考えるより、 いつも「よかった」って思える方が良い。 それが自然に、無理なく出来ることで、 苦労や障害が経験になり、力になっていく。 そしていつも笑顔でいられる。 心の底からの笑顔がどんな困難も吹き飛ばしてくれる。 娘の笑顔の中にそんな強さを見た一日でした。

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