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環境問題の科学

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2007.06.24
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カテゴリ:温暖化
環境問題を考えるを完全に解体しなければいけない。このような疑似科学サイトがあるからこそ、環境問題はこじれていく。大規模な解体工事が必要ですから、すこしずつ解体しますね。

3-2 証拠2. 二酸化炭素あるいはメタンの大気中濃度の上昇が主因であって、これに従属して気温上昇が起こっているものと仮定すると、二酸化炭素やメタンの大気中濃度を周期的に変動させる地球システムのイベントを示さなければならないが、そのようなイベントは示されていない(近藤2005)。
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<反論>

前述のように、過去の気候変動で二酸化炭素やメタンを増加させていたトリガーは、気温であってもよく、これも含めて、現在の科学は以下の3つを同時に認めている。

1)気温が原因で二酸化炭素濃度が変わる
2)二酸化炭素濃度が原因で気温が変わる
3)近年の100年スケールの気温上昇は、2)がトリガーである(前の証拠1に対する反論を参照のこと)

1)は2)、3)と両立するので、1)を認めたら最後、2)も3)も主張してはいけないという議論は成り立たない。


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この「反論」は、南極の氷床アイスコア分析の図(前掲)についての議論である。温暖化問題の歴史的な経緯から言えば、まず二酸化炭素地球温暖化説を支持する立場からの主張として、この図が示され、二酸化炭素濃度が上昇すると気温が上昇するという宣伝が行われた。では一体何が原因で二酸化炭素の大気中濃度を変動させているのか、というのが素朴な疑問である。

過去の場合は気温が原因で二酸化炭素が変動すると考えて正しいです。気温の変動の原因はミランコビッチサイクルという軌道の変化によるものだと考えられています。温暖化肯定論ではこの事実を認めているので(1)に問題はありません。しかし、今世紀の温暖化は(3)より二酸化炭素の増加が原因なのです。ミランコビッチサイクルとか自然変動要因を関係ないものと考えているのが、温暖化肯定論なのです(2)(3)。従って、過去のCO2の濃度変化が気温である以上システムのイベントを示す必要なんかないのです。この図が根拠になるのは、近藤先生が考えているような理由ではなく、現在が間氷期の途中であるにもかかわらずCO2が急上昇し温度が上昇していることを証明するものだからです。このことについては
温暖化いろいろにて掲載された図をご覧ください。現在はわずか0.2千年間で気温CO2が急上昇しました。気温も過去と比べて非常に大きいです。しかし。今現在が間氷期の途中である以上、サイクル上、温度の急激な冷却によってCO2の濃度は減少しないだろうし、このような状況下でCO2を排出すれば温度が上昇すると考えるのがCO2温暖化肯定論だとおもっています。(もっとも、放射強制力にも光学的厚さによる制限があるので、温暖化はある領域で抑止されるだろう)

現在では、ミランコビッチサイクルと呼ばれる地球の太陽を巡る軌道要素の変動によって気温変動が発現し、それに従属して大気中の二酸化炭素やメタン濃度が変動すると考えられている。

ミランコビッチサイクルは正しいのです。しかし、今世紀の温暖化現象を考える上で重要な議論ではありません。そのサイクルに従わず現在の気温変化とCO2濃度変動が確認されているからです。

反論(にはなっていないが)では、「トリガーは、気温であってもよく・・・」と述べられているが、これでは全くの論点のすり替えである。ここで問題にしているのはまさに気温変動のトリガー、一般庶民の頭ではこのトリガーのことを原因というのであるが、それが何なのかを議論しているのである。明日香・吉村の主張は迂闊にも自ら大気中二酸化炭素濃度の変動の「原因」が気温変動であることを認めているわけであり、私の主張ないし、疑問に対する反論として破綻している。

いや、解答になっているじゃん。過去のCO2濃度変動の影響は、気温変動であって現在と因果関係が逆であるが、今世紀のCO2濃度の変動は化石燃料だと考えているんだから。しかもその気温変動のトリガーは、そのような過程で排出されるCO2だとするのが温暖化肯定論です。過去と現代で場合わけしているわけであり、明日香先生が詳しく説明しなくてもそれぐらい発言でわかるだろ。要するに肯定論を勉強しろということです。定説を熟知しないで愚かな説の横行が目立ちますね。肯定論では、過去の気温変動まで温室効果ガスによるものが主犯だと考えていません。システムのイベントを示せというお粗末な議論の反論として十分でシステムを示す必要はないことを示す論なのです。両方を認めるということはそういうことなのです。

いずれにしても、明日香・吉村はミランコビッチサイクルによる気温変動を否定し、大気中の二酸化炭素濃度、メタン濃度の周期的な変動の「原因」を気温の変動以外に示し得ないわけであり、私の主張は訂正する必要はないようである

第一に否定してなどいないでしょう。第二に過去の周期的な変化は気温の変化と考えることは正しいでしょう。しかし氷床コアでデータからわかることは、上記の議論より今世紀はそうじゃないということです。

 蛇足であるが、明日香・吉村が科学的に認められていると主張する1)~3)について考えてみる。ここでは、1)は可として、2)、3)についてコメントする。

しかし、「温暖化問題」を検討する場合、工業化以降の人為的な二酸化炭素排出を原因とする二酸化炭素地球温暖化説を支持する立場の主張の対象は、あくまでも「18世紀以降に排出された人為的な炭化水素燃料の燃焼によって大気に付加された二酸化炭素の付加的な温室効果に気温を変動させるだけの効果がある」というものである。まさに現在この問題を検討しているのであって、これが科学的に証明されているならば、ここで議論する必要など初めから存在しないのである。

検討しているのは近藤先生一人だけど?CO2と温暖化の関係は疑う価値もない議論なのです。上記の議論だけで近藤先生の認識の乏しさは明らかであり、私はエコファシズム(懐疑論者が使う言葉)に大賛成です。温暖化懐疑論を唱える人間の多くは勉強していないから。勉強していない人の相手をするほど気象学会も暇ではないのですよ。私は懐疑論事態にネガティブな思考はありませんけど、勉強しないで懐疑論を唱える人に対してくだらない議論を封印すること意味があることだと思います。説明してて、なんでこんなこともわからないのか冷めますね。ちなみに、ネガティブでない理由は、温暖化論発展の歴史に懐疑論は欠かせない存在だったからさ。しかし近藤先生程度の懐疑論じゃ、科学じゃないし学会で冷遇されるのも当然のことだと思いますね。(学生より勉強してないなんて信じられない)

温暖化問題を論議する場合において2)は科学的に認められた事実ではない。故に3)は無意味である。
近藤先生が認めてないだけでしょ。もっとも本まで書いちゃっていまさら引き下がることはできないでしょう。





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Last updated  2012.04.19 00:00:19
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