カテゴリ:元気になる♪よもやま話
彼女はいつものように学校から家に帰ってきた。
いつものように、ドアを開け いつものように、部屋に向かうと 絨毯にたくさんの血しぶきが飛んでいる! 廊下に一人、見たこともない男が倒れている。 階段にも一人、血だらけで・・・ 「お母さん!マークン!」 彼女は叫びながら階段を駆け上がる! 部屋の隅には、母親と小さな弟がふるえていた。 「まだ、誰かいるのよ!」母親の言葉に、 「逃げるよ!」 2人を連れて階段を下りると、武装した男達が追ってくる。 玄関にはでられない! 「庭よ!」庭に飛び出すと、プールに飛び込む! プールに銃口を向ける武装集団。 「お母さん、潜って!」 彼女は弟を抱えて思い切って深く潜る。 そうすると、プールの下に大きな排水溝が・・。 母を促しながら排水溝の通路を抜けていく。 苦しい!っと思ったとき上に明るい光が・・・ 一目散に上がっていくと海にでていた。 町は普段の姿。びしょぬれになって3人で上がっていくと、町の人々の目がこちらをうつろに見る。普通じゃない!!!絶体絶命! ・・・・・と、これはうちの14才の娘が見た夢です。 彼女の夢は、何故だかいつもスリルとサスペンス。 スペクタクルとアドベンチャー。 時には私が撃たれ、彼女が仕返しに敵をやっつけたり、 怪物がでてきたり。 毎朝、朝食タイムは見た夢の報告会となる。 今私が読んでいる 北村薫の「謎物語」 この中に夢の話がでてきました。 私の愛する宮部みゆき様、彼女は大長編ホラーの夢を見たりするらしい。 「波瀾万丈追っかけありスペクトルあり、つまりはロードショー映画の監督、脚本、主演、さらに観客を一人でやっているような」(北村薫氏)夢なのだ。 で、彼は「作家としての資質が夢にもでてくるんだなあ」と感嘆するのです。 そういえば、私はあまり巨編の夢を見たことがないわ。 いつも断片的だったり、 すごく身近な人と、「今日の献立な~に?」とか すごく現実的な夢ばかり。 夢って、心理学に使われたりするけど、そういうことより本人の持つ想像力の力が大きいのかも。 うちの娘、ちょっとけしかけて小説でも書かせてみようかな。 意外と能力というものは、本人が思ってもいない潜在的なところに隠れているのかもしれませんね。 あ、うちには海につながるプールなんてないですからね(^^;) ↓↓ミステリーファン、必読です。ミステリーを10倍面白くしてくれる本です。 【楽天ブックス】謎物語 あるいは物語の謎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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