テーマ:ヨーロッパ旅行(4243)
カテゴリ:スコットランド物語旅行編
ちょっとブランクでございましたが 気合を入れて 旅行最終日に参ります! この日はリバプールからエディンバラに帰るのですが 実はここにも大きな旅の目的があります ボーダーを越えたところにある小さな町 Kirkcudbright これ、なんと読むと思いますか? なんとカークブリー と発音します この町に、19世紀に日本を訪問し100点以上も日本の絵を書いた 画家ホーネル Hornelの家があります 彼は日本を愛するあまり 自宅に日本庭園まで造ってしまいました その自宅が現在彼の美術館となっています Broughton House しかし残念ながら、冬季は公開されていません 実はうちの長男ノヒツジは、このホーネルを研究しています というわけで、お願いしてみたところ 快く開けてくださいました ありがとー♪ このホーネルは1864年に生まれ エディンバラ芸術アカデミーで学び その後グラスゴー・ボーイズと呼ばれる芸術家集団の一人として 頭角を現していきます その後、招かれて日本へ渡り日本の文化に触れて 大きく影響を受けて行ったそうです 写真は特別に許可を頂き撮らせていただいたもの 絶対に転載厳禁ですのであしからず・・ こういった、日本を描いた絵がたくさん展示されています 見ても分かるように 彼の絵には 西洋人にありがちな 「目が細い典型的日本人」描写がなく 日本人の私から見ても ありのままの、古きよき時代の日本が描かれています 彼の日本文化への造詣は 所有されているものにも顕著で たとえばこういった団扇や また着物の裾模様見本帳まで! また、数多くの写真も残されていて 100年前の日本がそこにありました 彼は同じグラスゴー・ボーイズの一員だったヘンリーと深い交流があり 日本にもともに行き 合作とされる絵すらあるのですが なぜかその後彼とは袂を分かち このヘンリーは「日本嫌い」となっていきます ホーネルやヘンリーの絵は 国立美術館にもありますよ(地下だったかな) 小さな町ですが 人も温かく ほーっと疲れを忘れることの出来る町です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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