テーマ:私のイギリス生活(444)
カテゴリ:スコットランド物語旅行編
Orkney Islands~ って、ご存じない方も多いでしょう・・・ ってほとんど知られていないですよね。 Orkneyは スコットランドの北にある 島々で 約70もの島から構成されています 実は、日本にも隠れ「Orkney愛好家」が結構いるらしい・・・というくらい 自然の宝庫なのです。 し、しかも 冬、もしあなたが超幸運の持ち主ならば オーロラが見えるかもしれない というロマンティックな島でもあります。 それだけに 寒いらしい・・・ ということで、完全冬装備をして Orkneyに向けて出発~~~~ まずはスコットランド本土(こういう言い方あるのかな)の 北の海岸にあるScrabsterからフェリーに乗ります。 フェリーは揺れると聞いていたのですが 船は大きくて、内装も豪華なせいか(関係ないか) ゆったりと揺れるものの、全然平気!でした。 このフェリーに乗ったのには大きなわけがあります。 Orkney諸島の中の一つ Hoy島にある奇岩 The old man of Hoyを見るには このフェリーに乗るしかない!のです。 乗って40分ほどすると 左手に見えてきました! かなり近くまで寄るので 迫力満点! Orkney の玄関 Stromnessに到着すると 意外や 北の果ては穏やかや丘陵です。 Hoy島などは険しい断崖があるのに 本島には山らしい山はなく なだらかな光景が広がっていました。 ここ、Orkneyは ちょっとスコットランドは違う風景 実は15世紀までは デンマーク・ノルウェイ王国の領土でした。 18世紀まではノルウェイ語が主流だったそうだから 北欧風な家々があっても、不思議なことではありません。 1468年に スコットランドのJames3世と結婚したデンマークの王女様 Margaretの持参金代わりであったといわれています。 というわけで、Orkneyの人々は 「おいらはイギリス人だ!」という意識も 「うんにゃ~おいらはスコティッシュだ」という意識もなく 「わしらはオークニー人だ」と誇り高く生きているのだそうです。 特に Orkneyの 最初のスコットランド領主となった Stuwart親子が これまた 悪名高い 悪代官で 民衆からお金は巻き上げるわ、こき使うわ そのために後に 打ち首獄門になったくらいの人物。 Orkney人がスコティッシュと名乗るはずがありませんね。 さて、まず向かったのは その悪代官が人々を酷使して築いたという城 Earl's Palace跡です Orkneyの人々の血と汗の滲んだお城です・・・ つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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