2011/03/06(日)15:40
ホシャブンリ式 知ってますか?
うちの近所の とある大きな交差点
国道と都道が交わる、けっこう大きな交差点なのだが
前から事故が絶えなかった
角には交番もあり
反対側の角にはガソリンスタンド
見通しも悪くないようだし本来なら
安全の見本でなくてはならない十字路なのに、である
一昨年、
地域の小学校のお子さんが
左折するトラックに巻き込まれて亡くなった
前々から「あぶない!」と言われて
どうにかならないかという声も上がっていたのに
「国道と都道、管轄が違う」だの
「警察もかかわってくるから簡単にはいかない」だの
できない理由はいくらでもでてくるわけで
そんなこんなしているうちに 小さい命が犠牲になった
私もちょいと知っている地方議員さん
友人がお願いしてみたところ
「是非なんとかしてみましょう!」と快く引き受けてくださり
地元やPTA,警察、行政と
あちこちに掛け合ってくれて
まずすぐに応急処置として横断歩道を1mずらしてくれた
これは、ある意味ちょっと盲点だったことで
交差点から横断歩道をずらし 自転車が車道すれすれに走れないようにすることで
運転手から見えやすくなるということだ
そして数カ月も待たずして
ホシャブンリ式
歩車分離式の信号機に変わった。
尽力してくださった議員さん、皆さん
ありがとうございます!
歩車分離式の信号は
歩道の信号が青になると
全部の車が止まる
実はイギリスの信号はほとんどがこれ。
歩行者が渡るときに車は全部とまる。
左折車にも右折車にも気にしないで
安心して渡れるシステムだ
その代わり、横断歩道は十字全部が青になるから
私たち歩行者のモラルが問われることになる
昨日の夜
初めてその歩車分離の交差点を通った
信号が一斉に青になる
ちょっと感動して渡ろうとしたその時
違う方向からフルスピードで渡ってきた自転車に
ぶつかりそうになった
歩車分離 歩車分離 と口ずさんていた私
驚いた拍子に
「ほっと叫ぶと
自転車に乗っていたおっさん(あえて おっさんとよぶぞ)
スピードも緩めずに
「ほっ じゃねーだろ!」
と言い捨てて走って行きおった
歩、なんだよ~~~だ。
ほ、ですから!!!
せっかくの歩車分離式
これでまた事故が起きては やるせないぞ
そろそろ
私たちも
「お先にどうぞ」「ありがとう」のマナーを身につけて
無くていい事故を起こさないように
学ばなくてはいけません。