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カテゴリ:science
<偏光版編>
とあるところで、壊れた立体視用のめがねから円偏光のレンズ(プラスチックの薄い板)をもらってきた。 円偏光で検索してひっかかってきた 「コガネムシは円偏光」 (東工大 石川先生) というページを読み、ちょっとお勉強。 「円偏光板は直線偏光板と位相差板を積層した構造になっているので裏表がある。」 「円偏光板の裏表を簡単に確認する方法がある。 反射のある物の上に円偏光板を置いてみればよいのである。」 ということで、さっそく円偏光板の表裏を調べてみる。 鏡の上に円偏光板を置くと、確かに違う! ![]() ![]() へー。 ということは、暗くなった置き方だと下の方に位相差板がついてるってことだ。 そのまま二つを重ねると。。。 ![]() ん?! 表同士なのに暗くならない。 (写真だとちょっとわかりにくいですが、 ちょっと暗くはなるものの、光は通過していて反対側が見えます。) ・・・・。 「コガネムシは円偏光」 をよく読み。。。 あぁ、そうか。 通ってくる光が円偏光になるためには、 光→直線偏光板→位相差板 の順でないと →円偏光 にならなくてダメなんだ。 そして 円偏光→直線偏光板→位相差板 だと →円偏光 となってしまうので 光が遮断されるには 円偏光→(逆の)→位相差板→(直交する偏光)→直線偏光板→光が遮断 と、いうことは。。。。 下側に重ねる円偏光板を裏返してみると。。。 ![]() 無事に暗くなった! これが上側に重ねる円偏光板を裏返したのだとダメ。 おもしろい。 そして。。。 街灯にぶつかって死んでいたカナブンをゲット! ![]() 両方の円偏光板で覗いてみると。。。 片方の円偏光板を使うと、確かに色が消えた!!! ![]() こちらが右円偏光板なのね。 ちなみに、もう片方はこんな感じで全然変わらず。 ![]() 他に何か変わるものはないかなぁ。。。 <アサガオ編> 昨夏は小1だった1番目がアサガオを育てていたが、 今年は私が変化アサガオを育てている。 育てているのは九大のこちらのもの。 一般向けにも配られている。 一時は、3番目がせっかく鉢に植え替えた苗を、 2度も引っこ抜いてしまう事件が勃発。 先端の伸びる部分が枯れてしまって、1ヶ月くらい全く伸びず心配していたのだけど、 この暑さでかニョキニョキ面白いほど伸びてくれている。 系統はQ655 だとかで、 変化したらこんな感じになるはずだけど。。。 咲いたのはこんなかんじ。 ![]() ・・・ん~。変化はしていないようですな。 この種に期待ってことかな。 変化アサガオは江戸時代からの日本の文化遺産 。 難しいことはさておき、子供と一緒に水やりをしながら 日本の夏を感じている。
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