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カテゴリ:その他
遠くの職場へ行くときがある。
その職場はお台場だったりするので、高い建物の多い東京にはめずらしく 歩いていて広い空が見える場所。 その通勤の道を一人あるいていていると、 子供達のいる騒がしい日常を離れて 時々ふと、独身の頃に強く感じていた「独」を感じることがある。 自分はなんてちっぽけなんだろう、とか 広い宇宙の中にある自分の存在とか、死とか。。。 そんな道を歩きながら、i-podから流れてきたのが、 去年、友人の結婚式のためにダウンロードしたコブクロの 「永遠にともに」。 それまで何気なく聞いていたのに、 「ぶつかり合うときもくるさ~きれいな事ばかりじゃないから」 のくだりから 「ともに歩き・・・」から続く、 笑い、誓い、感じ、泣き、背負い、迷い、築き、願い のたたみかけに、思わず夕暮れの帰宅の道途中で涙がでてしまった。 10年前は、こんなにうるさくも騒がしい、 愛すべき3人のお馬鹿兄弟がいる家庭が築けると思わなかった。 子供がやることで、涙がでるくらい心の底から笑ったりなんてこと、 10年前の鬱々とした自分からは想像できなかった。 日々の生活に不満がないわけでは無く、 子供のために追い立てられるように仕事を片付け帰っているけど、 帰る場所、暖かい家庭があるというのは、幸せなことだなぁと思う。 子供が大きくなって巣立ってくればまた感じるのかもしれないが 生命力ある子供が体当たりでぶつかってくるために、 本来持っている孤独感を埋めてくれる。 もちろん、夫にも不満があったりするのだけど、 一緒に歩いて人生をともに記録し信頼できるパートナーがいるということは とても幸せだと思う。 もうすぐ結婚10年目。 これからもよろしく。
最終更新日
2009年02月05日 15時42分52秒
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