先天異常を有する親の心理1975年、アメリカのDrotarらが、先天異常を有する子どもを産んだ後の親の心理経過について研究を行った。先天異常を有する子どもを産んだ後の親の心理的変化は ショック⇒否認⇒悲しみと怒り⇒適応⇒再起 だといいます。 最初はとにかく強いショックに陥り、その後に否定の気持ちが生ずる。これは、事実が信じられず、そんなことはあり得ないという気持ち。引き続き、悲しみと怒りの感情が起こる。この段階では、子どもへの愛着はまだ持ち得ない。この後ようやく自分のおかれている状況が認められるようになり、子どもを受け入れて育てていこうという気持ちになっていくというものである。 気持ちの整理がつくまでに要した期間は、早い人で2週間から1ヶ月程度、64%の人が2~3年。 また、夫をはじめとする家族の支えが得られた人ほど、気持ちの整理がつくのに要した期間が短い。母親が児を受容するためには、夫をはじめとする家族が母親を支援できるように、家族が障害児を受容するための援助を考えていく必要があるといえる。 もし、家族や周りのお友達で障害児を生んだ方がいらっしゃったら、是非力になってあげてください! 赤ちゃんも辛いけど、ママもとても辛いです。 落ち込んでいると、「赤ちゃんはもっと辛いのだから、母親であるあなたは頑張りなさい」と必ず言われます。とても酷な、残酷な言葉です。 明るく前向きに頑張れるのは、赤ちゃんの障害を受け入れられてからです。 それまでは、ママも自分との戦いです。ママは辛いです。ママも頑張ってます。 私のようにノイローゼになる人もたくさんいると思います。 頑張っているママに「頑張れ」って言わないで下さい。 お願いです。どんなくだらない話でも、聞いてあげてください。 話すことで、心は軽くなります。 もし少しでも手助けをしてあげられれば、本人も救われると思います。 そういう時期を経て、ママは一つ山を乗り越えられるのです・・・。 ジャンル別一覧
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