オランダから普通の暮らしつづり。

2022/07/21(木)05:11

ほったらかしホテル。

ドイツがらみ。(75)

みなさま こんにちわんこ。 帰省前半を終えて、その流れで夏旅行中。 ミュンヘンを出てオーストリアで一泊し、翌日 スロベニアを通ってクロアチアに向かった。 オーストリアは、Velden という湖が美しい町で泊まった。 ホテルは、どこも満室で 湖から少し山道を登ったところにあるホテルでようやく予約が取れた。 夕方 ホテルに着くと、誰もいない。 受付カウンターに必要な用紙が入った封筒と鍵が入っていて、後は勝手にやってくれ という感じ。 日本でも、チェックインを機械で済ませて泊まるというのはビジネスホテルで経験済みだが、まったく人気のない観光地のホテルというのは初めてだった。カプセルホテルでも誰かいたよな。。 ま、しかしこういうのも「アリ」なんだろう。ということで、 休憩したあと、麓の湖畔まで食事に出かけた。結構遅くなって、ホテルに戻るころは日が落ちてかなり暗くなってしまった。とぼとぼと歩いて山道を行くと見えてきたホテル。 客室は満室とサインが出ていたが、どの部屋からも明かりが見えない。 エントランスも真っ暗。。。こ、こ、こわい。 「こんなに真っ暗やと、気が萎えるわ、ってか怖い。」と 私。 「せめて玄関くらい電気があると嬉しいですね」とオット。 ってか、もう10時過ぎているのに他のお客さんはどこ?気配もない。 「満室」という赤い電灯を頼りにドアを開けると 人感センサーの明かりがポッと灯った。 ほっ。電気ついた。 ホテルロビーに置いてあったランプはどれもコンセントが抜いてある。徹底的節電主義を感じる。 で、翌日。 朝ごはんに階下に降りていくと おおお 結構なゲストが朝ごはんを食べている。 受付にも女性が一人座っている。ロビーに電気がついている〜。 この人たちは、いつどこから来たのか。 お化けホテルじゃないけれど、なんとなくシュールな光景。だって、昨夜はひとっこ一人いない様子だったから。 コロナ禍の厳しい経営下でスタッフをギリギリに削減した結果なんだろうか。 受付の女性も、私たちがチェックアウトするころには、もう帰っていなかった。 いつもありがとう。​​​​​​​​​​​​​ 人気ブログランキングへ  ​​​​​​​​​​​​​​             

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