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カテゴリ:日本から普通の暮らしつづり
みなさま こんにちわんこ。 朝晩涼しくなって やれやれ。 日本に戻ってたかだか一週間ほどなのに「やれやれ」。とは修行が足りないか。 さて、 9月から始まる息子の日本での新生活にあたって、 数ヶ月とはいえ今後、お金の出し入れが必要になってくるだろうと、それなら 赤ちゃんのときに作った「ゆうちょ」の通帳を活用しよう、ということになった。 常は使っていないので、キャッシュカードがない。ということで、それを申請したり印鑑を変更したり、の手続きをとった。 (この変更も色々と大変だったのだけど、それはまた別の機会で。) 口座は、当時私の印鑑で開いたので、今回はあまり深く考えずに「認印」を用意して改印した。 急いでいたので、義姉に「なんかいらん判子ある?」なんて聞いて、それを頂戴した。 と、後日。 その判子を、ゆうちょの届け印にした、と聞いた義姉はびっくりして「えーー、それはアカンわ」と言う。ちゃんと、大人として「認印と銀行印」くらい作って使わんと〜〜〜。と 言うのだ。 私としては、彼は将来はヨーロッパで生きていくと思っていたので、印鑑はいらんやろ。と思っていただけに、義姉の指摘におののいた。印鑑だったら、なんでもええか。ってな感じで軽く考えていたのだ。 息子は「外国はみんなサインやしなー」と、いまいち「判子って何」ってな様子。 義姉は、キチンとした人で、おまけにとっても優しい人だ。そんなこんなしているうちに、今日 「長く会ってないから色々なお祝いがたまってるわ」といいながら、なんとちゃんとした「印鑑セット」を作ってプレゼントしてくれた。 VIP感満載。 なるほど そっか。 確かに、はるか昔。私だって社会人になるにあたって、母親がちゃんとした銀行員と認印を作ってくれたのだったな。すっかり忘れていた。 それなのに 私ったら。。。 あかん、おかん。やな、、。と、思いながら義姉のプレゼントをありがたく頂戴した。 長く欧州に住んでいるから、というわけでもないけれど「印鑑」に対する認識に若干のギモンを持っている私。この今だに頑固に根付く「印鑑文化」と 人々の認識を改めて思うことになった。 日本の社会がなかなかデジタルに移行しないのは、もしかしてこの印鑑の文化が足枷になっている、とは言えないだろうか。 ああ、そういえば、今朝も 母の介護用品レンタルの書類に 突然「判子お願いします」と言われて どこにあるかよくわからなくてあたふたしてしまったことを思い出した。 あれで、今日いち日分の汗をかいた。 やれやれ。まだ暑いわ。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 29, 2022 06:37:32 PM
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