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回転スムーズ@ Re:歯車(03/24) ダイセルイノベーションパークの久保田邦…

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2018/08/21
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カテゴリ:工作

まだまだ続くよ歯車編。

モジュール 0.5 の歯車を作りたい!

これまで作ってきた歯車のモジュールは 1。
これだと差動歯車のようにいくつかの歯車を組み合わせただけで、すぐに10cmくらいの大きさになり、ロボットに組み込むには大き過ぎるのです。
もう一段小さい歯車であれば、ロボットにようやく入れられるような大きさになるんじゃないかと思っています。
本番では市販されてるしっかりした歯車を使うとして、失敗する可能性が高い試作の時は自分の練習と、コストを抑えるためにできるだけ自作したいと思います。

で、どうやって作るかですが、モジュール 0.5ともなると歯の山、谷の大きさが1mmしかないので、これまで使っていた、1つの歯車を複数のパーツに分けて組み合わせる方法すらできなくなります。

ということで、今回はネジを利用したホブ切りに挑戦しようと思います。

ホブ切り・ホブ加工が何なのかはgoogleやYou Tubeなどでご確認下さい。
イメージとしては、刃の付いたウォームギアで平歯車の谷を削るみたいな感じです。

早速、道具を作っていきます。



材料。
左上のが厚さ2cmのポリアセタール板。中央のがΦ5cmのポリアセタール丸棒。
これらを削っていきます。



まずは2cm厚の板を四角形状にちょっと大きめにノコギリで切り出します。



フライス盤で余分な部分を削ってきれいにします。



ちゃんと直角!
切り餅にしか見えねぇ。



横にこんな溝を掘ります。



中央にΦ5cmの穴を開けます。
ここに先ほどのΦ5cmの丸棒を入れられるようにします。



側面にドリルで穴を開けて、



タップを切ります。



青ニスを塗ってケガキします。



ケガキした線に沿ってノコギリで切り込みを入れます。



タップを切ったところにネジを入れて、青ニスを綺麗に取って「丸棒を固定する冶具」の完成です。



こんな風に丸棒を固定します。

今度はこの丸棒を加工します。



青ニス塗ってケガキ。



先ほど作った冶具を早速使って、フライス盤に丸棒を固定して加工。



加工途中。両方の横?を平らに削り、穴を開けました。



さらに加工。



中央に大きな溝を掘りました。



横に開けた穴にベアリングを入れます。
そんな滑りが重要という訳ではないところですが、何か今回はベアリングを使ってみたい気分だったので使っています。



ピッタリはまりました。
穴は半径0.05mmほど余裕を見てましたが、ちょうどよかったみたいです。



固定冶具と合わせた図。



買ってきた金具を、



こんな風に付けます。
この中央のところに加工する歯車を付けるわけです。

では、次にホブの刃を作ります…が、写真貼り過ぎたので、続きは近いうちに。






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Last updated  2018/08/21 12:35:02 AM
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