猛虎ＳＴＦ

事の始まりは6月29日｡大手IT総合企業｢ライブドア｣が､オリと合併合意した近鉄球団に買収を提案したことが明らかに｡

翌日｡ライブドアの堀江社長は会見を開いて､総資産は687億円だと語り買収の意向を発表｡
そして｢新規参入の阻害だ｣｢このまま､合併して1リーグ制になってしまいますと､これは縮小均衡ですので､衰退につながります｣｢プロスポーツはみんなのもの､公共財です｡ファンの物であり､全ての国民のものだと思っています｣などの素晴らしい熱弁を振う｡

ところが､この買収話に対し､
球界の権力者･ナベツネ氏は｢もう決着済み｡知らない人が入るわけにはいかんだろ｡ボクも知らないような人が‥｣｢もう終わってるんだよ｣｢金さえあれば良いってもんじゃない｣｢プロ野球には伝統ってものがあるんだから｣などなどと堀江氏の素晴らしい発言の数々に反比例するような､全野球ファンがまたゲンナリした発言に終始｡

そして､昨日(7月4日)､数日立っても取り付く島も無い近鉄球団にごうを煮やしたのか突如､堀江社長が大阪ドームに観戦に現れ､スタンド観戦｡
堀江社長は､ファンから熱烈な歓迎を受け｢皆さんの熱い気持ちを頂いた｡出来る事があれば頑張りたい｣｢こんなに熱狂出来る物を合併で無くしちゃうなんて‥｣とまた熱弁を振い､何度断られても諦めずに交渉していく事をファンと約束｡

そして､同試合後には近鉄ナインが合併反対を明確に表明｡

当初は､売名じゃ？と言われていたライブドアですが､この大阪ドームの一件で大きく好感度アップ！
一所懸命にノリダンスでタオルを使って応援してた堀江社長や､牛のツノ風カチューシャ(?)着用で応援する堀江社長が球界に入ってくれば､新たな新風が巻き起こる事間違いなしなんです｡


しかしまあ､､､そんな好感度アップな堀江社長に対し､改めて野球ラブが全く感じられずに､ない好感度を更に下げるオーナー連中と言うのが浮き彫りになってますよね｡

まず第一にナベツネ氏｡コミッショナーでもないくせに五月蝿いです｡なにかあればすぐに新リーグだなんだって言うじゃないですか｡もう読売グループだけで勝手に新リーグやって良いです｡
それに､｢知らない人が入るわけにはいかんだろ｡ボクも知らないような人が｣と言う発言！貴方様のお知りあいの方じゃないといけないのでしょうか？

次に近鉄球団ですよ｡オリと合併話がある程度進んでようが､バファローズの選手やファンの事を考えれば､身売りの方が良いに決ってるし､話すら聞かないと言うのはどうだろうか｡まぁ､話を聞くなと言う圧力が1リーグ制にしたい輩からかかってるのかもしれませんが｡｡

さて､今後の野球界全ての流れが決るであろうオーナー会議は7月7日に迫っています｡