カテゴリ:rimickstyle
仕事帰りの寄り道の途中、空の色が切なく、美しかったので、子供の頃よく行っていた遊園地に寄ってみた。
いや、近年もお花見に行ったりしている場所なのだけど。 今日は月曜で遊園地は休業のはず… 開放されていた観覧車前の駐車場にクルマをとめた。 中に入ることはできないので、外側の歩道を歩きながら、遊園地を眺めていた。 人がいない、声の聞こえてこない遊園地は、なんだか切なすぎるくらい… 今でも、楽しい記憶をつくってくれる場所であるのに、暮れゆく空に浮かびあがるローラーコースターは、なぜか、か弱く呼吸する廃墟のように感じられた。 暗い空の中に見えたのは、ただの無機質な金属の集合体だけではなく、私の“楽しかった”記憶なのかもしれない。 新月を過ぎたばかりの、白く浮かんだ細い月の輝きが増してゆくのを眺めながら、楽しかった記憶が廃墟とならずに残っていたことを、嬉しく思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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