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里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

・「御殿毬」の歴史

御殿毬(ごてんまり)の始まり

「手まり」は平安時代、サッカーのようにボールを足で蹴る「蹴鞠」が起源と言われ当時は鹿革で作られていたそうです。  
平安時代末期ごろから、幼くして嫁入りした姫君が遊べるようにと、御殿女中たちが着物をほどいて美しい糸にして巻いたり、ひと針ずつ刺繍を縫いこんだりと技を競い合いながら作ったのが「手まり」のはじまりです。
その後、御殿女中たちが宿下がりした折、自分の娘や知り合いにも同じような手まりを作ってやったことから、だんだん城下の町民たちの間にも知れ渡っていくようになります。
江戸時代中期、木綿ワタの栽培の普及に伴い木綿糸が容易に手に入るようになると、農家の主婦が木綿の屑糸で子供の玩具として作りはじめ、やがて一般の家庭でも広く作られるようになりました。

毬の中の詰め物も、地方によって綿を使ったり、海草を干して丸めたものなど様々です。
今でも、ひと針、ひと針ずつ丁寧に糸を縫い込んでゆく作り方は昔と変わっていませんが、子供たちの遊びで使われることはなくなり、主に観賞用や室内の装飾品として作られる日本古来の伝統工芸品になっています。
色や模様に各地方の様々な特色があり、とくに旧城下町や織物の産地に古い伝統があり、たくさんの手まり唄やわらべ唄が生まれました。

今回、ご紹介する御殿毬は日本の女性が、昔からの伝承を受け継ぐ数少ない先生に個人指導を受け、さらに独自なデザインを加えて作り上げたものです。中身は米の籾ガラを詰め、小さな音がするように壜のキャップや小石も一緒に入れてあります。
日本は春夏秋冬の四季がはっきりしているため、季節によって咲く花が違います。
そのため着物の柄や色は季節によって使い分けがきっちり決まっているため、装身具や小道具、室内の装飾品の場合も、季節にあわせてモチーフとなる花の種類を変えて用います。
例‥ 春(桜、梅)  秋(桔梗、紅葉) など。


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