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カテゴリ:サルデーニャの青い風
サルデーニャ島は、地中海のど真ん中。 四方を海に囲まれて、常に侵略にさらされてきたのね。 だから、人々は内陸へ、内陸へと移り住んでいきました。 そのため、島中どこに行っても、巨大な石を積み上げて、 風変わりな石積みの建造物が点在しています。 この独特の石造りの建屋は「ヌラーゲ」って呼ばれてる。 紀元前2000年代頃から造られてきた村人たちの石の家。 だんだん要塞化していって、やがて、非常時に村人全員を 収容できる位の大きなものになっていき・・ 非常時を考えているためかしら、内部に必ず井戸があり、 水の供給を確保しているんです。 水信仰を中心に、見張り塔の役目を果たしていたんですね。 ※写真は1997年に、 世界遺産に指定された「バルミニ村のス・ヌラクシ」 ここら辺一帯が世界遺産です。 遺跡になっているヌラーゲから、見張りの丘を望んだところ。 島に7000もあるといわれるヌラーゲの中でも最大級。 高さ10mの巨大城塞で、各塔が回廊で結ばれ、武器庫や 中庭までありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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