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カテゴリ:イタリア・ウンブリア田舎暮らし
カピトーネ村に住むシニョーレ・キクチの家でも 今年のワインの仕込みが始まりました。 毎年ローマから駆けつけてくれるキクチの友達が、 風邪でダウンして助っ人に来られないとのことで、 急遽、ウチの彼が慣れない手つきで手伝うことに! 先ずは一年間、納屋に仕舞いっぱなしにしていた 器具や道具を洗ったり、機械の整備など、仕込みに とりかかる準備からです。 『わーっ、水をかぶった!』 『モーターが調子悪い!』 仕事とはいえみんなで大騒ぎして、 なんだか楽しそうに見えるのです‥ 本番の赤ワインの仕込みに入る前に、 本日は小手調べを兼ねて白ワイン用のブドウ摘み。 『白は二列しかないからすぐ終わるね』と鼻歌まじりで スタートしたものの、機械の調整に手こずっていた様子。 やっと‘摘み’の作業が始まりました。 ブドウ畑の中は、蝶やてんとう虫、トカゲをはじめ 沢山の生き物が共生して、土を手に取ってみると、 太陽と水が潤してくれる大地の恵みを実感します。 キクチ・ワインは赤がメインなので、 今年の白ブドウの収穫はこの5箱。 これで約100リットルのワインが出来るそうです。 こちらの機械で、ブドウの実と茎を分けながら 圧搾していきます。 まだ皮や種は付いたままのドロリとした液体です。 搾りたてのジュース状のものは‘モスト’といい、 これを飲むと1年間元気で病気をしないとのこと、 私は特にしっかり飲んでおきました。 という訳で、次回はいよいよ本番の赤ワインづくり。 キクチのマエストロ(師匠)や隣家の助っ人も登場します♪ ウンブリア・スローな暮らしの第二弾をお楽しみに~☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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一度見てみたいものです。葡萄酒作りね。昔は女性が足でブドウを踏みつぶしていたそうですが、そんな名残は残っているのかしら。
グーテンブルグの印刷機は、ブドウ絞り器から考案されたとのこと。やはりあんな風にしぼるのでしょうか。今は、新しい機械であっという間に絞るのでしょうね。楽しみです。^^ (2008年10月16日 07時03分33秒)
いくつ担っても,ためになる,役に立つ,ありがたいことです。ベラベラ喋り,イラク帰りの、軍人も,気の毒な話だ.
(2008年10月16日 08時42分30秒)
トルコはカッパドキアの中央部で近年発見された巨大な地下都市。
蟻の巣のような地下都市にはワイン製造所もあったのですが、真っ暗な中でみんなで足を踏み踏みしていたのでしょうね。想像するだに怖いですねえ。 それに引き替えこの陽光の降り注ぐ中でお手伝いしている彼さん、板についた感じですよ。 (2008年10月16日 08時53分32秒)
ワイン作り
テレビで見たことあります ~ 彼さま 実際に体験なんて貴重ですね (*^^*) 100リットルの量に 吃驚ですぅ 。。 モストは どんな味がするのでしょうか? 私も飲んで見たいです ~ 海外の食文化 作り方の工夫 やっぱり 気候風土に合わせて 長い間のうちに その国その国で 吟味され ・・ と書きながら 「一年間、納屋に仕舞いっぱなしにしていた 器具や道具を洗ったり、機械の整備など、仕込みに とりかかる準備」 んー お米作りとおんなじね ~ ふと 思った 花(*^^*ゞでした ワインは そのまま飲んでも 料理の味付けにも ♪ お料理には欠かせませんね ~ (2008年10月16日 09時12分11秒)
こんばんわ~~お元気になられ何よりです♪
陽光たっぷり~イタリアは暖かですね。 こちらLausanneの葡萄畑の仕込みは9月メインでした。 いま、暖かいはずの?南アジアへ遠征中ですが、朝晩は10℃とLausanneと変わりません(笑)。 (2008年10月16日 10時07分38秒)
ぶどうジュース飲みたいです。うまそうなぶどうですね。
(2008年10月16日 10時14分24秒)
ゴクリ。( ̄∀ ̄)
自家製ワイン。なんて贅沢な暮らし。 と、言ってもそれほどコストはかからない。 スローライフは早く目的を達成することではなく、過程を楽しむことが価値ですね。 すっかりご回復のようで安心しました(^o^)/ (2008年10月16日 10時53分36秒)
先日テレビでやっていたのですが、一番美味しい作り方って足で踏むのだそうです 種がつぶれないから葡萄だけの味でワインが出来るからなんだそうです その辺もスローな方がいいんですね! お元気そうで何よりです(^^ゞ
(2008年10月16日 11時57分05秒)
という映画をみました。やはりぶどう園とワインつくりがでてきて、ワインになるまでは、愛情と根性が必要ですね☆親戚はヤマナシでぶどう園やっています。毎年美味しいぶどうが食べられます。
(2008年10月16日 14時31分05秒)
こんばんは~~。
いよいよ、ワインの仕込みが始まったのですね。 私の所にドイツのベアテさんから葡萄畑の写真が送られてきて、収穫間近な葡萄を見ました。 明日のブログにワインのことを載せるつもりでいました。 先日ボジョレヌーボーの注文をしたばかりですが、11月20日に解禁になっていてその日に手渡されます。 十数年前に理科の実験で葡萄のアルコール発酵を、こども達にさせた記憶がありますが、幸か不幸かフラスコに入れて部屋の後ろの戸棚に入れて保管しておいたら、発酵が進んで戸棚の中で爆発してフラスコが割れていました。誰も被害無く怪我人もなくて済みましたが、一歩間違えば戸棚を開けた時にフラスコが爆発したかも知れません。 フラスコにゴム栓をした為でした。怖い思い出でしたよ。 葡萄で何時も思い出される小さな出来事、貴重な経験でした。 (2008年10月16日 18時38分02秒)
riminさんのブログに来ると、
いつも異国の暖かな太陽を浴びている気分になります。 日本と違ってきれいに乾いた風、 強すぎないけれどしっかり射す光… riminさんが写真とともに見事に表現なさっているのですね。 さて、ワイン作りとのこと! お酒に弱い私でも飲んでみたい、と思わせる描写。 ぶどう畑が素敵ですね。 大地に根ざしてしっかり作っている感じがします。 風邪っぴきの私も是非モストを…(笑) ウチの彼、大活躍! 手作りのものは何でも大変、 そして何でも美味しくて何でも楽しい! 最後の白葡萄の写真が透明感があり鮮やか。 粒々の感触が伝わってきそうです。 (2008年10月17日 11時14分51秒)
絞りたてのジュースを飲んでみたいな。
(2008年10月17日 21時25分16秒)
うふ。
ももんが、もうワイン呑めますよ。 イタリアの白、大好物です。 いいなぁぁぁ。 自分で摘んだぶどうのワインなんて、 格別なんでしょうねぇ。 来月は甲府に家族旅行。 ワインが楽しみです。 (2008年10月18日 00時35分53秒)
美味しいワインは何時飲めるのかな、 熟成するので一年先?それとも何十年も先なのかな?
(2008年10月18日 02時04分31秒)
こんなお手伝いなら、お金払ってでも行きたいですね。大学の寮でよく葡萄酒を密造したことがありますが、規模が違いますね。自分で作ると、どうどん発酵が進んで、糖分が酒精に代わって甘味がなくなること。発酵をどうやって止めるのだろうと長い間の疑問でしたが、ようやくわかりました。硫黄を焼いた亜硫酸ガスを3ppほど、吹き込むとか。3ppの濃度ってつくるのがたいへんなのに、どうやって作るのでしょう。悪酔いするたびに、亜硫酸ガス濃度が濃いせいじゃないかと思ったりしています。わかったら聞いてみてください。
続編待ってますよ。 (2008年10月26日 13時13分20秒) |