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カテゴリ:スローフードな幸せ
秦野の八重桜は生産量日本一! 桜漬け工房・川口商店の川口隆光さん夫妻の協力で、 里山暮らしの幸せをお届けいたします♪ 「春はすぐそこ、桜ご飯の集い」 山の植物と秦野の歴史ならこの人しかおりません。 長老・小泉信治さんがご案内する裏山の散策から スタートしました。 緑水庵をはじめとする山の達人も助っ人に加わって、 スローフードがお届けする、とても贅沢な時間です。 『雑草という草は無いんだよ』と小泉さん。 『植物にはみんな名前があって、それぞれ役割があるからね』 生きとし、生けるものにたいする温かさに溢れて、 ひとこと、ひとこと素敵な言葉で綴られるお話です。 「山の神」とは・・・・ 薪、落ち葉、萱、山菜、茸、木の実など 里山の暮らしは山と密接に結ばれています。 稲作や農作物を潤す水源も山にあり、 そうした暮らしを支える全ての根源が山にあると考え、 山と山の仕事をする人たちを守護する神さまの総称を 「山の神」というそうです。 ※ちなみに、神様を祀る村人たちのグループを 「講」といい、かつては地域ごとにあったとのことです。 『山の神は、冬の間は山にいて、 春になると里の田んぼに降りて来て豊作をもたらしてくれるんだよ』と小泉さん。 古い二つの石祠(イシホコラ)。 長い年月の間に風化し壊れて埋もれていたものを、 小泉さんと川口さんが修復し、鳥居も建立して、 講中の祭りも復活させたそうです。(祭りのレポートは次回に) また、山の神様には、酒、塩、米を必ず備えるそうです。 道具のまさかりにも三本の彫りを付けて、この三本線は 酒、塩、米を表しているから、このまさかりで仕事をすると 毎日お供えものをしているのと同じことになるのだそう。 感謝の心で刃物を使うということなのでしょうね。 さて、神様のお話のあとは、梅林と果樹園に。 みかん、きんかん、レモンなど柑橘類の採り放題で 皆さん大喜びだったようです。 食べ放題、採り放題、興奮レポートはニコルさんのブログで~ 美女軍団?の皆さん、大興奮でお疲れかしら? 帰りは、軽トラの荷台に乗って 坂道を疾風のごとく?駆け下りたとのことでございます。 お帰り~と、待っていたのは、こちらの食卓! 桜ご飯とユカリご飯のおにぎり、桜茶に桜ゼリーと 桜尽くしのご馳走。 ヨモギのてんぷら、フキノトウ、セリの胡麻和え、 春の山菜、里山の幸せが並びます。 桜ご飯の作り方、紫イモとリンゴの寒天寄せなど 簡単デザートのレクチャーもあって、 美味しい、楽しい、プラスα学びの時間。 参加した皆さんの目がキラキラ輝いて、 この時間こそがスローフードだと思います! 春の香りを満喫して頂けましたでしょうか。 ご参加の皆さま、裏方の皆さま、達人の皆さま、 そして、取材にいらした出光カード・ドライブ情報誌「MOCO」と 全労済情報紙「セイフティ・ファミリー」のスタッフの皆さま たいへんお疲れさまでした。 最後は、おなじみ「風の吊り橋」茶室に移動して、 お抹茶や甘酒で、ほっこり一服♪ 至福の時間もそろそろ終了! 「大きな幸せは小さなテーブルから始まる」 皆さま、またお会いしましょうね。 スローフード秦野でお待ちしています☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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