里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

2010/08/07(土)20:43

風は秦野からアフリカへ!

スローフードな幸せ(49)

映画「未来の食卓」の一シーンです ご無沙汰してます。リミンです。 夏が来る、来る、今年はアフリカ!! えっ?なんの話と思うでしょ? 実は、今年の8月8日に秦野で行うアフリカがらみの チャリティー・コンサート&講演会のことなんです。 (私はハチハチ作戦?と呼んでいます) なんでまた秦野とアフリカが、どうつながるの~? はい、話せば長いことながら…(いいから早く短くね) では…(コホン) 私たちスローフード運動の大きなテーマでもあり、 各国で実践していることの一つに「学校菜園の試み」があるんです。 これは スクールの校庭に菜園を作り、生徒も一緒に野菜を育て、 収穫し、調理をして、みんなでテーブルを囲む。 体験を通して「地元の旬を感謝しながら共に味わう幸せ」を 子供たちに伝えていこうというものです。 (ま、秦野においては、けっこう日常的に当たり前のことなんだけどね…と、さりげなく自慢‥) で、今年はアフリカ大陸初のワールドカップ開催の年ということもあり、連日のようにアフリカがテレビや新聞でクローズアップされています。 が、子供たちにとってはワールドカップよりも何よりも、 食糧や水不足で学校給食もままならないようなアフリカ。 (この大陸には、なんと世界の4分の1にあたる53ケ国もあるのね) そこで、昨年、アフリカのスローフード・ケニヤ支部が提案したのが 前述の≪学校菜園の試み≫でした。 この提案が Ashoka(社会起業支援非営利組織)の 農村コミュニティの改革として高く評価されたとあって、 スローフードジャパンの48支部もこれを応援したというわけです。 ここのところ、連日のようにアフリカン・ドリームや アパルトヘイトその後について報道されていますが、 アフリカの現状についての情報は断片的知識としか入ってきません。 この機会に、スローフード秦野支部では 少しでもアフリカの国々に目を向けて、子供たちの「食」の問題を 皆で考えようとチャリティー・コンサート&講演会(+マーケット)を 開催することになりました。(わー、やっと つながった!) これが、題して【アフリカの風in秦野】でございます。 人類発祥の地といわれているアフリカの大地と 古代人の眠る古墳とのプリミティヴな世界のつながりを求め、 秦野の桜土手古墳公園一帯を舞台に、アフリカの生活(飲食、音楽等)の一端をご紹介いたします。 尚、マーケット売上や募金はスローフード・インターナショナルを 通じて、アフリカの子供たちの学校給食支援の一助とするものです。 どうぞ皆さま、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。   追伸去る5月15日 スローフード東京・神奈川ブロックが発信した口蹄疫に関する 私たちの<緊急アピール>は、その後、あちこちで様々な反響を呼んでいます。 そのなかで、東京農大を中心とした大学生のグループが、 宮崎の畜産農家さん支援のためにイベントを企画・開催します。 「宮崎和牛を食いつくせ!!~学生200人BBQ@多摩川~」  詳細は→★ 彼らが、今回の<緊急アピール>をきっかけに、 口蹄疫の拡大に対して、今「自分たちができること」をしようと 即アクションを起こしたことは、とても意義があることだと思います。 ぜひ、若いパワーを応援してあげてください。

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