里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

2012/09/26(水)10:36

たばこ祭り‥懐かしい「はだの葉」物語

どんなもんだい秦野シティ(41)

今では見ることが無くなった、キザミ煙草の原料になる「はだの葉」です。 2012.9.23協力:山口家 かつて、秦野は「日本四大たばこの葉」産地のひとつで、 江戸時代初期から昭和59年(1984)まで300年以上の歴史があります。 薩摩たばこは天候で作り、 野州たばこは丹精で作る。 水府たばこは肥料で作り、 秦野たばこは技術で作る。 と謳われたほど秦野たばこは作り手の技術が抜きん出ていたようです。 今では、たばこ栽培も無くなり‘秦野たばこ祭り’の名に その名残りを残すだけになりました。 と、思っていたら‥ ときどき、土地を掘り返すと、深い土の中で生きている種が芽を出し、 知らない間に片隅で成長をしていることがあるそうです。 秦野市菩提の山口家の畑から、在来種のたばこの葉が 見つかったから「見に来ませんか」と電話を頂いたので 早速、行って参りました。 秦野のたばこ農家で栽培するたばこは、 当初、国産の種を使っていましたが、 その後、アメリカ産の種に変わったそうです。 この日、私が初めて見たのは「はだの葉」という在来種です。 秦野「はだの葉」物語、このお話は、 興味が湧きましたので、あちこち取材に行って来ます。(笑) それにしても、深い土の中で、何十年も生き伸びて、 植物の生命力の強さには驚かされます‥ 第65回秦野たばこ祭り 平成24年9月22日、23日 秦野のたばこ栽培も無くなって、 ‘たばこ祭り’の名にその名残りを残すだけですが、 秦野たばこ祭は、毎年「火」をテーマにしたお祭りで、 市民にとっては年に一度の大きな祭りとなっています。 秦野たばこ祭りといえば、もちろん「青森ねぶた」? 日本三大祭りは「祇園祭」「天神祭」は衆目の一致する所ですが、 3つめは、当然、東北三大祭りの「ねぶた祭」と思っていたら、 東京の人は「神田祭」、九州に行けば「博多どんたく」という‥。 ようするに「おらがふるさと」の祭りが一番だということかもしれません。 ハネトの「じょんがらガールズ」も気合が入ります! かわいい跳人の皆さん。 お祭りにはアイドルが必要でしょ。 跳人を取り仕切るのは、ご存じ秦野「じょんがら」の女将さん。すごい迫力です! 跳人の陣頭指揮をとった女将の獅子奮迅の活躍ぶり! まるでディスコ クイーンみたいでした。 青森県人会の「秦野ねぶた愛好会」の皆さま、お疲れさまでした! リオのカーニバルのように、また一年、準備に情熱を傾けて 来年お会い致しましょう。私達も楽しみにいています。

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