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カテゴリ:スローフードな暮らし
赤紫蘇の葉‥梅干しを漬けるときに使います。(撮影協力:秦野/川口商店) 梅を、梅干しや梅酒に加工するのが「梅仕事」です。 季語にもなっている季節感あふれる、昔ながらの素敵な言葉です。 この梅仕事の副産物ともいえる梅酢に、蜂蜜などで甘味をつけたものを 毎日一杯ごくごく飲むと、夏バテに劇的に効くそうですよ。 梅干作りまでいかなくても、手軽にトライしやすいのが、 ホワイトリカーと氷砂糖と一緒に漬ける梅酒や梅シロップでもいいですね。 ・簡単シロップを作るコツは、 1、1日冷凍してから漬ける 2、大粒のロック氷砂糖を使う‥浸透圧が上がって梅エキスが出やすくなります。 ポイントを押さえれば1週間くらいで、失敗なく出来るらしいです。 赤紫蘇の葉を梅酢に漬けたもの。(撮影協力:秦野/川口商店) 梅仕事の副産物には, 梅酢の他に,赤紫蘇(ゆかり)が出来ます。 ゆかりは干した赤紫蘇を粉にしたものです。 御飯にふりかけたり、和え物に入れたり、料理の仕上げ等 色々に使えます。 そうそう、昨年、秦野にいらした スローフードベルリンのマルティーナさんが焼いた「ゆかりのパン」を覚えていらっしゃいますか? 「リミンの里山セット」がこんなにお洒落に変身するなんて!と感激したものでした。 忙しい毎日の中で、ひと手間かけるだけでも、創造の楽しさがありますね。 梅雨の合い間に、晴れの日が3日間続く時を選んで干します。(撮影協力:秦野/川口商店) ●面白い本を見つけました。【百年の梅仕事】筑摩書房 料亭「辻留」の店主・辻嘉一の下で働き、百年前の梅干しを譲り受けて「梅仕事」に魅入られた。やがて梅干し作りの名人となった乗松祥子が語る、梅の効用、梅干し作りの極意。そして「辻留流」人の育て方。 現在は梅を扱う会社「延楽梅花堂」を経営している。 どんなことでも極めれば力になるんですね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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