里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

2014/06/18(水)13:38

ウチの彼のインド暮らし

インドの砂塵の中で(7)

皆さま、ご無沙汰しております。 私は二月のソチ・オリンピックから すっかりフィギュアスケートに嵌まっています。 ちょうどパソコンを買い換えたのもあって大型画面で ユーチューブ三昧の日々…といったところです。 会場まで足を運んで高橋大輔選手を観るのが、今のところ私の夢かな。 ウチの彼はといえば相変わらず日本とインドを行ったり来たりしています。 もう1年8ヶ月も経つので、すっかりインド人?なのか帰国すると 日本は寒い寒いと言って必ず風邪を?ひいてます。 先月、インドは選挙によって政権交代したそうで、 彼からミニレポートが届いていますので、アップしておきますね。 ●インドの総選挙、開票は5月16日でした。 その間4月から5月にかけて約1ヵ月間各州で投票が行われ、 今回は10年振りに人民党が勝利した。 (インドの2大政党は国民会議派・インド人民党) 新首相は前グジャラート州首相のナレンドラ・モディ氏。 モディ氏はこの10年グジャラート州において経済を2ケタ成長させた実績があり、 日本との関係も深く若者の期待も大きい。 現場の通訳さんの多くが期待しているようだ。 モディ氏は排外的思想を持つ「民族義勇団(RSS)」出身で チャイ売りから身を起こしたそうだ。 また、グジャラート州においてインフラ整備と企業誘致を進め インドの州のなかで初めて無停電州を作ったとされる。 私のいるマハラシュトラ州ではしょっちゅう停電があり 炊飯器で米を炊くのに苦労している。 また日本からの投資や経済協力を期待していることもあって、 日本財界からの視線も熱い。 投票日が近づくと、酒を売るのは禁止されているため 酒屋はもちろんのこと、ホテルのレストラン、食堂、屋台まで どこに行っても酒は飲めない。 どうやら買収に使われるから…らしい。。   稔の雑感‥どちらの政党になっても、この広くて複雑なインドという国を まとめて行くのは大変そうです。 たとえばインドの州は29だと思いますが、話されている言語は30以上。 私が今いる所はカルナタカ州でカンナラ語。 通訳さんの多くはマハラシュトラ州でマラティ語。 隣のタミルナドウ州はタミル語。 お互いの言葉は全く分からないそうです。 標準言語はヒンディ語と英語ですが、 学校で習わないのか、話せない人も多いため 自国内で通訳がいることもあり得るのです。 また、州も不変ではなく変わることがよくあります。 今年になって隣のアンドラプラディッシュ州が二つにわかれました。 名前の変更もよくあるようで、 昨年暮れにバンガロール空港がケンペゴーラ空港に代わりました。 ついでに都市名で(〜バード)はイスラム系の名で、 (〜プール)はヒンディ系だそうですよ。 ではまた。 ★写真撮影はウチの彼こと稔。大きな工場と言うより、銀行も何でも揃っている一つの町です。 八百屋さん&食料品店にて。

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