最近、思うこと。

平成14年10月11日(金)

病院へ行かなくなって約2ヶ月くらい。
最近は基礎体温も計るのをやめて、すっかり子作りとは無縁の
ような生活をしているように見えて、その実、本屋へいけば
不妊治療の本をよみあさったりしている。
今の私は子作りのための充電期間であり、妊娠しやすい
体質作りや運動を心がけている。
そして、働いたお金を貯めて、不妊治療専門の病院へ行くための
費用をコツコツ貯めようと思っている。

仕事を始めてから、まずストレスのためか、生理が18日間で来ると
いう、私にしては異様な異常が見られた。
来月もそうであれば、基礎体温をまた測り始めなければならない。

基礎体温計・・・これは生理日や排卵日をはっきりわからせてくれる
すごい機械であり、また、ストレスも生む機械である。
何度も体温を見て落ち込んだものか。
測るのさえストレスになったこともある。
また測らなきゃいけないのかな・・・と最近、思いつつある。

最近、テレビで向井亜紀さんの影響からか、不妊治療の話しや
タレントの不妊治療カミングアウトが増えてきて嬉しく思う。
雑誌でも、婦人雑誌MINEで不妊を悩む特集などがあり、
びっくりした。
不妊で悩んでる人なんて、子供がいる人に比べてまだ小数かもしれない
けれども、悩んでいる人の事を忘れてはいけないと思う。

環境ホルモン・生活習慣・食生活の乱れ・ダイエット・病気など、
いまの現代社会では「不妊」にいたる要素があふれている。
子供のいる方でも、これ以上、子供が欲しくなければ他人事でも
いいけど、2人目不妊も多い昨今、人事ではないと思う。

その反面、成人未満の中絶は年々増え、児童虐待のニュースが
毎日のように踊り、世の中の不条理さを痛感せざる終えない。
生まれてくる命・そして生まれてきた命をどうしてたやすく
奪えるのか、子供が好きな私にはただむなしさしか残らない。
しかし、中絶の話しだが、どうしても経済的な面や、
望まれない子供、不条理でできてしまったなど、社会的な
背景もあるので一概にいけないとも言えないのが悲しい。
あるテレビで「日本人の男の人は避妊してくれない」といった外国人の
女性の言葉が脳裏に今でも焼きついている。

ただ、一ついえるのは、何でも自分の思い通りには行かないこともあり、
努力しても買えないもの、かなわないものもあるわけで、
そのむなしさを何で埋めていくか、そしてまた向上心をもって
目的に向かって走れるかが私の課題である。

私にはこのHPがあることで、多くの同じような悩みを持つ方と知り合え、
仲良くしてもらえたことが宝であり、
今後も頑張ろうという元気をもらえるパワーの源である。
もし、悩んでいる方がいたら、手を伸ばして欲しい。
微力ながら手を差し出したいと思う。
悩みを分かつことで癒しにもなるから。



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