多文庫の間まで

2012/12/19(水)17:54

ターザンの復讐・エドガー・ライス・バロウズ

書評(28)

ここのところ本を読む時間は微々たるものです。 でも写真集や絵の描き方の実用書は別ですが.. 1年、365日。終わるの早いですよね。 さて、この本ですが昭和46年のハヤカワ・SF・シリーズの中の1冊。 定価270円。当時としてはかなり高い値段だと思います。 ロッテのガーナやブラックの板チョコが50円したかしないか? 菓子パンが25円から30円に値上がりして..。初めてコーラ飲んだのも そのころです。そろそろ本題に入らねば...。 ターザンはSF文庫特別版です。どこ読んでも科学でも化学でもない。 とにかく、アフリカのジャングルでたくましすぎるほどたくましく育った パワフルな青年で、イギリス人貴族でもあり..。アフリカ原住民ワジリ族の 族長でもあり、ジャングルの王です。武部さんの挿絵もありますが 当方のイメージでは、新日本プロレスのランス・アーチャー(203cm)です。 このストーリーの面白いところは、一見無敵に見えるターザンを執拗に 付けねらう強敵がいる事です。海での遭難シーンやジャングルでの 場面などバローズの筆が冴えているのか訳者の想像力が勝っているのか! 読んでてわくわく、はらはらです。 そして、アフリカのとある秘境に女王が君臨する黄金の都があって..。 こんな面白い話そんなに転がってません..。ちょっと書き散らかしてるって 感じもしますけどね。世界一頼もしい男だターザンは!

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る