さよなら
13日は、初の妊婦検診でした。病院に行く前に、区役所で母子手帳をもらいました。前回の検診では9週0日。予定日は1月29日となりました。3週間後といわれていた検診。けど、なんだか不安でちょっとだけ早めの2週と2日後の13日に行ってきました。病院では最初に採血してもらい、そのあと検診。ドキドキしながらエコーへ。無言で画面を見る先生。なんども位置を確認してました。どんどん不安が大きくなり、大きさを測るのをみたら、2.4センチ。先生に何もいわれなくても、やっぱりという気持ちが…先生は静かに「よく見てみたんだけど、この前見えてた心拍が消えてしまっているようです。大きさも週数にたいして小さいし。」と。その後の説明で、もう一度17日に確認してみましょうということになりました。私が「もう可能性はないってことですよね?」と聞いても、はっきり言ってくれなかったのは、先生の気遣いだと思います。なんだかずーっと流産ってことが気になって、毎日おなかのベビはちゃんと育っているのか、心配でしょうがなかったのは、ベビが私があまりショックを受けないように、気にしてくれていのかなぁとも思います。9週までとっても順調で心拍もきこえてるんだから、大丈夫と何度も自分に言い聞かせてはいたけれど。その日の診察代は2000円。本当は15,000円くらいかかるといわれてたのに、なんだか淋しい。。待合室の中には入っていけませんでした。彼にはメールで連絡。すぐに電話してくれて、心配してくれました。その日はすごく冷静で涙もそんなに出ませんでした。夜はいろいろ考えてしまって眠れず。まず考えてたのは、職場にはなんて報告しようと。そして、両親になんていったらよいのかと。そんなことばかり考えていました。翌日、職場の上司にはメールにて報告。すぐに来てくれて、「もう今日は帰っていいから。」とやさしく言ってくれました。ひとまず今週はお休みにしてもらいました。会社の帰りにカフェでランチをするときに、今まで飲めなかったコーヒーを飲んだとたん、どうしようもなく涙が出てきました。初期流産はとても多いことだし、ベビの生きる力だそもそもなかったから。分かってはいるけど、やっぱり「なんで?」と思ってしまいます。不安があったから、12週を超えるまではマタニティーグッズを買うことや、日記をつけたりすることはやめようと思ってました。今になって、たとえ生まれることができなくても、この子のことをもっと考えてあげれば良かったと後悔しています。たとえ、10週で天使になったとしても、いてくれたことになんでもっともっと素直に幸せな気分だけでいれたら、良かったのかもと。妊娠できなかったときは、流産だったとしも、一歩前進できていると思ってました。けど、やっぱりつらいです。いけなかった海外旅行に行こうとか、前向きに考えている自分がいる一方で、ふとした瞬間に涙が出てきてしまいます。おなかの中にいるベビに、「ありがとう」と「また、来てね。まってるから」という気持ちでいっぱいです。この子が来てくれた思いをしっかり受け止めてあげたいと思います。私が思っていた以上に、この小さな命は私にいろいろなものを与えてくれたと思います。まだまだ、気持ちに整理がつくのに時間がかかりそうだけど。今朝、友達にベビが生まれました。元気に生まれのは本当に奇跡だと思いました。素直におめでとうと思ってはいるけど、やっぱり、まだメールの返信はできそうにありません。なかなか妊娠できなくて、妊娠できたことで奇跡だと思いました。そして、今回流産となり、生まれることも奇跡なんだと。。ベビに会うって本当にすごいことです。元気なベビに会えるように、少しづつ前向きになれたらと思います。