ロンドン日常編(旧ドイツいろいろ編)

2010/05/20(木)07:37

健康志願

読書(8)

この間、GPの登録に行ってきたばかりですが・・・イギリスの医療制度はあまりよろしくないということで、これからはやっぱり健康にもっと気を使わなくては・・・と、思いつつ日本でドカ食いをしていた底なし胃袋の私・・・ そんな私にとって、とてもためになる物・・・それは、お友達宅でお借りしてきた本・・・「マンガでわかる西式甲田療法」です。そう、この本の著者の赤池キョウコさんのお宅へ昨日はお邪魔していたのです ロンドンにはここ最近引っ越してこられたキョウコさんはイラスト作家をされていて、これまでにいくつもの著書を出版されています。その中の一つが、私のお借りした本なのですが、この中にはキョウコさんが病気を克服された記録がありました。 今でこそ、健康に暮らしていらっしゃるキョウコさんですが、実は3つの病気を患っていたことがあるのです。その中でも私が特に衝撃を受けたのが、難病である「潰瘍性大腸炎」そして・・・女性としてとてもつらかっただろうと想像される奇病の「悪性脱毛症」です。 この病気についてはリンクをご参照いただくとして・・・キョウコさんは、現代医療では完治しないといわれた難病を生活習慣を変えることによって克服されたのですが、その実践された療法こそが「西式甲田療法」なのですね。 それにしても、こう次々と難病や奇病に罹りながらも希望を捨てず、病気を治そうと前向きに頑張ってこられたキョウコさん・・・本当にスゴイの一言です。悪性脱毛症では、全身の毛が抜けてしまい髪の毛はおろか、眉毛、睫毛まで抜けてしまうという、女性としてはとてもツライ経験だったと思います。そんなキョウコさんを支えて、一緒に病気と闘ってくれたご主人も大変だっただろうと思います。 さて、そんな難病や奇病が治ってしまったという、この「西式甲田療法」ですが、食事療法と運動療法の2つを組み合わせることにより自然治癒力を高めて、根本的な体質改善にもなるのですね。平たく言えば、食べすぎを止め、必要な栄養素を取りながら小食を心がけ胃腸を健康に保つという感じでしょうか。 たとえば、朝食を抜かし空腹状態を作ることにより、胃腸の粘膜を休めて修復をするというような1日2食療法や、肉食を控えてなるべく野菜などは生でいただくなど、これまで朝ごはんは食べたほうがいいとか、生野菜は体を冷やすという常識を覆すものもありました。 そして、私の中でもっとも驚いたのが、塩分は控えめすぎてもいけないということです。取らなければ、取らないほうがいいものだとばっかり思っていましたが、塩分の中にも体に必要な成分もあるのですね・・・お塩は天然塩がいいようです・・・ ここでこの「西式甲田療法」をすべてご紹介するのは難しいのですが、とりあえずいくつか自分にもできそうなものから実践しようと張り切っている私です。 というわけで、さっそく本日のお昼は・・・質素に・・・          ちなみに、朝食はさっそく抜きにしてみました。どこまで続けられるかわかりませんが、この療法、まったく肉を食べてはいけないとか、外食は一切禁物というものではないので、自分のペースでできることから取り入れていきたいと思います。 そして・・・日本一時帰国中は休憩ということで・・・って、まだ一時帰国から戻ったばっかりでしたね・・・ 注:持病などでこの療法ができない人もいますので、この療法を実践されたい方は「西式甲田療法」についての本をお読みいただき内容をご理解されてからお願いいたします。このブログ内の情報だけで実践されませんようにお願いします。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る