凛。きまぐれホームページ。

2004/06/13(日)02:10

勿体無い百年の孤独。

ドリンク・お酒部門。(8)

本日は私が贔屓にしている小料理屋さんへレッツ・ゴー。 いや~この小料理屋さんね。 料理のセンスが抜群で。 行くと必ず「え?こんな料理があるんだ~!」というモノを出してくれます。 少々料金設定はお高めですが、美味しければ良し。財布は寒し。(泣) そして何より私の近所で唯一「百年の孤独」が飲める店でありますので、もう私はそれはそれは楽しみに豪華にタクシーなんか使っちゃったりしてお出かけ♪致しました。 店の入り口には盛り塩。 暖簾をくぐってこんばんは。 「いらっしゃーい♪おや、一年振りぐらいかな?」 …グサッ。ごめんよう、マスター… 忙しくて来れなかったんだよう(T_T) こんなんでよく「贔屓にしている」なんて書けたものです私。 「えー、どうします?」 「ええと、『おまかせ』で」 この『おまかせ』という言葉を言う時、なんとなく優越感を感じる。 例えばレストランなどでパスタを頼んだとして店員に「あとプラス300円でデザート・ドリンクつきますが」と言われ「あ、いいですぅ…」と申し訳なさそうに言う時の敗北感とは対照的なものだ。(主に給料日前) そう、ここでは私、思いっきり…思いっきり食べるのよォォ! そして来ました、私の百年の孤独。 ボトルキープしてあったのです。(よくボトル流れなかったな) グラスと氷、お水を出してくれますが、私はロックオンリー。 カラン、とグラスに氷を入れて百年の孤独、注ぎます。 うーん。いい香り。 まずは口をつけずに匂いをかぎ。 「いやー、この前酔ってどぶに落ちちゃって」 そんな会話が漏れ聞こえてくるが、気にしない。 「もうくせぇのなんのって!」 …気にしない。 この焼酎らしからぬ、洋酒のような香りがですね… 「なんていうかさ、あれはウ○コだね!あの臭いは!」 だー!!!ここは食べ物屋だああああ!!!オジサン。 まったく。人が「おとっとき」の酒を楽しんでるって言うのに。 そうしているうちに前菜到着。 じゅんさいのポン酢和え、ツルムラサキ、山三つ葉のおひたし。 小皿にチョコン、と一種類ずつのせて、お盆で来るのね。 この山三つ葉のおひたし、美味しい! 茎がとても太いのに、柔らかくて甘いの! 普通、茎が太くなると固くてエグイ味になるのにね。 あっという間に食べてしまって次、ネマガリの焼き物。 ネマガリとはネマガリダケのことで、小さな竹の子でございます。 皮を剥いて、少量の醤油とマヨネーズで食べる。岩塩をつけて食べても美味しい。 竹の子特有の「あく」がなくてこれもあまーい♪ シャキシャキするー♪ 百年の孤独もすすむ、すすむ。     アジのお刺身。 ん?これはコブ締めなのかな? 微妙に味がついてる。 へえ、こんな奥深い味になるんだ、アジって。  特製コロッケ。 「え?小料理屋でコロッケ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これもまた美味いのよ。(なんだかヨネスケみたいな口調) 中はジャガイモ・シイタケ・にんじん・玉ねぎその他色々入っているのですが、イモがね。わざと潰しきっていなくって絶妙なのよ♪ 冬瓜の汁物。 冬瓜をそのまま器に使っていて風流。 汁の具は冬瓜と海老。さやえんどう。 先程の山三つ葉を使っての天ぷら。山ウド、タラの芽も。もう季節は終わりですね。       …美味しかったぁ…       本当、久し振りにご馳走を食べたという感じがしました。         食べるのに夢中になって、気がついたらグラスの氷が融けて注いであった百年の孤独がほとんど「水」に。       あああああ!!!! 私の百年の孤独ぅー!!          …注ぎ足して解決。飲みすぎ。(笑) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇       一日一善。あなたのお財布を痛めずに募金ができます。   

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