２００８年前期終了！

失った体重も2日で元通り。 伸縮自在な体でございます！！ いやいやいや。 めちゃめちゃ忙しかった日々も 一昨日でようやく一段落。 前期の活動が　無事終了いたしました！！！ 一昨日は、 もちろんのこと皆で大イベントを行って。 子ども達お気に入りの｢Belive｣も｢もったいない公式ソング｣も、 とても上手に発表できてました！！     活動が終了っていっても、 モハイヤム(夏季キャンプ)の準備をするから、 全然ヒマになるわけではないんだけどね。 でもとりあえず、一段落。 所長とも、 ｢今期　大きな怪我や事故、問題　もなく　そしてとても充実した活動ができて良かった良かった。ハムドゥリッラー(神様のお陰です！)｣ と話し、互いに握手。 いやぁ、 私にとっても　とても充実した日々でした。 ものすごく忙しかったですがね。 でもその分いろんな経験をさせてもらったからね。 今となっては　全てがいい思い出だわ。 いろんな経験で、思い出した。 そうそう、先週ね。 環境週間をやった超忙しかった先週ね。 タダでさえ　イベントやるって忙しいのに、 追い討ちをかけるように忙しかったのよ。 なんでかってね。 これ。   ｢親愛なる妹へ｣ からはじまる手紙　と　鍵の数々。 先々週の日曜日。 朝　青年の家に行くと　私の机の上に　この置き手紙と　鍵。 送り主は　所長ね。 なんでも　月～水　まで　ピースコー(アメリカ平和部隊)の研修が行われてて、 ボランティア配属先の所長　は参加が必須だったのね。 直前まで、うちの所長は、 ｢必須だけど、こんな忙しい時期に　『青年の家』を閉めるわけにはいかないし、研修にはいかないよ！｣って言ってたのね。 しかし、よかったのか　悪かったのか。 この研修が行われた場所は　『アガディール』 そう。所長の実家のあるところなのです！ (ここからは　バスで１４時間くらい) そして、 ちょうどこれと同じ時期に　 スイスに住む所長のお兄さんが実家に帰ってくるってのが重なって。 彼とはもう４年もあってなくて、 久々に兄弟(７人)全員が　実家に揃うってことで、 直前まで すごーく　すごーく　所長は迷っていて。 私は、 ｢こんな機会滅多にないんだから、行ってきなよ！！ってか行かなきゃダメだよ！！｣ って言ってみたけど。 内心は、｢いやぁ所長不在ってのは困るなぁ・・・｣って　ちょっと複雑だったけど。 で、前日まで　迷ってた所長は、 当日早朝に行くことを決めたみたいで、 『行ってきます！』の言葉のかわりに、この置き手紙。 え？ 行くのはいいんだけど、その間　『青年の家』閉めるんじゃないの？？？ えぇぇぇぇぇぇぇ 所長不在でぇ、あたし働くのぉぉぉ？？？ って　放心・・・ ちなみに　手紙の内容は、 親愛なる妹へ 本当に申し訳ないけど、行くことにしたよ！ 今『青年の家』を離れるのは　とても　心配だけれども、 僕は　キミ　と　エコグループのメンバーを　信じているからね。 キミ達の環境週間がうまくいくことを確信しているよ！ そして妹よ。今　全ての決定権はキミにあり、 キミにとっても　『青年の家』を組織する　という　とてもいい経験になると思うんだ！ しかし本当にごめんね。 でもこの研修に行かなきゃ行けないのは　僕の決定じゃないからね。 だって。　 そうそう。所長は　私のことを　妹って呼ぶのよ。 私は　しばしば　娘のつもりなんだけど(笑) というわけで、 ５日間　わたくし　所長業務もこなしたのよ！！ まぁ管理人のアブドはいたから　まだ良かったけど。 ってか、所長代理業が私にとっていい経験になるよ！って。 別に、私、将来　『青年の家』の所長になるわけでもないし、その研修に来てるわけでもないんだから、そんな経験しなくてもねぇ・・・ そして、最後に　謝っときながらも　『僕のせいじゃないんだ！』ってのがなんともモロッコ人(笑) ハムドッリラー 大きな問題もなく　過ごせたけど、 やっぱり　所長がいない『青年の家』なんて、 月のない夜みたいな。 帰ってきた金曜日は　思わず ｢あぁぁぁぁぁぁぁ　おにぃちゃぁ～～～ん｣と半泣き(笑) まぁこんなことも今となっては思い出ね。 そうそう。 思い出といえばもう1つ。今年の記念に、 みんなで大作を。 私の部屋に、 横２ｍ×縦１ｍ　のボードがあって、今までソコには何も貼っていなかったので、 なんかみんなで作ろうと思ってて。 で、これこれ。 『青年の家の仲間達』 1人1人が花で。 みんなでこの汽車に乗って。行き先は　『未来』　！！！ ちなみに この汽車、誕生月ごとになってて。 というのもね。 あんまり　こちらの方々　誕生日ってものを重要視してないんだよね。 もちろんバースデーパーティーやる子どももいるんだけど、 自分の誕生日をはっきり覚えてない子も多数！！ いやいやいや。 大事でしょう、誕生日。 だって、あなたが生まれたその記念の日なんだから。 その日がなかったら、あなたはここに生まれてないんだから。 というわけで、 1人1人の価値を。 1人1人を大事に思うために。 ステキなあなたが生まれたその日をみんなで祝福しあうことは大切なんだよ　と伝えたくて。 そして、この花には、 ・名前 ・誕生日 ・好きなもの ・将来なりたいもの ・似顔絵 を書いてもらいました！ 面白いのが将来ないたいもの。 女の子に多かったのが、 医者、エンジニア、先生。 男の子に多かったのが、 サッカー選手。 女の子って現実的なのね(笑) そうそう。 この作品の台紙。 白い紙に、水色の絵の具で塗ったものなんだけど、 実は実は、 このモトになってる白い紙。 ピアニカを送ってもらった時に、 ピアニカを保護するために　包んであった包装紙なのです！！！ いやぁ、 実に　いい紙だったのよ。 分厚くて　滑らかで　高品質！！ さすが　日本ね。 ってことで、 私の中の『もったいない』精神　がはたらいて。 丸めて捨てようとしてる子ども達に『まったぁぁぁーーー！！！』 モトは包み紙としてはたらいたものだから、 シワシワだったのね。 その　シワを一生懸命　伸ばし伸ばし！ テープでつなげ、修正。 それをみていた　所長が、 ｢Imane・・・。　紙が必要なら、ここにあるよ！｣ と白い紙を持ってきてくれました(笑) ｢ちがうのよーーーーー！！！こんないい紙捨てるのもったいなぁいんだって。まだまだこれを有効利用できるんだから！！！今エコグループで　地球資源のこととかリサイクルのこととか勉強してて、それを教えるちょうどよい機会なのよ！！！｣ と　興奮気味に熱弁を奮う私に、 いささか所長も引き気味。 ｢分かったよ。まぁ　キミにしたまえ！｣ と。 それが、５月中旬。 そこから　プログラムの合間の時間を使って、子ども達と製作。 青年の家に遊びに来ている子ども達1人1人に書いてもらい、 そして　 そして 本日。 記念すべき１００枚目の花が　乗車！！！ 花いっぱいの汽車は　未来へ向けて出発進行☆