熟年離婚で 幸せ家賃込み１０万円UR団地生活

　引っ越しの見積もりをしたあたりから、住み慣れた街を離れる意識が
芽生えてきました。
都心の下町で、商店街にも活気のある、賑やかな街・・・
利用する店もほぼ決まってました。
節約のため特売品巡りで、スーパーを梯子しました。
そんなことも、すごく楽しかった時期もありました。

５月あたりから、なんだか歩いてて、今までと違う、商店街がよそよそしく
感じられるように、なりました。
自分の持ち物の多さ、引っ越し荷物の多さに、購買意欲減退・・・・
義務的に、最低限の買い物をしてました。

都心でも住みやすい街の上位です。家賃は高いけど物価は、安い。
交通は、かなり便利、妹から羨ましがられました。
長女が高校生になったあたりから、時々都心のカフェ巡り、
散策などを楽しむようになりました。

もう娯楽を我慢しない私と娘たちでした。
嫌味や小言を言われても、気にしないことにしました。
夫はお金は出さないけど時間の自由は、くれました。
義母が亡くなる前後は、かなり物分かりの良い夫に、思えました。

そのうち日帰り旅行から泊りがけの旅行へ、だんだん遠くへ・・・
新幹線も便利でしたが一回利用しただけ、飛行機の方が安かったので・・・
成田空港も羽田空港もかなり便利でした。
この２年の間に５回も欧州旅行してしまいました。

結婚生活、夫への不満のストレス解消・・・
母の介護、自分の体調を考えて、今のうちという思いがありました。
貴重な貯金からの散財でしたが、思い切って行ってよかったです。

そして部屋・・・
新築で嬉しかったけど、ここに住んでから経済的に辛くなって
いろいろ大変でした。

でも夏涼しく、冬あったかくて、鍵一つで出かけられて、住みやすかったです。
街や住まいが居心地良くて、結婚生活が続いてしまったところもあります。
仕事もあったし、家族と少しでも楽しく暮らせるように、
自分らしく生きられるように、いろいろ実践しました。

義母が亡くなった時は、夫は、「実家や地元に未練はない、
お前のいきたいところに行く」と言ってました。
私は夫が実家や親族と離れたら、いい方に変わるのではと期待してました。

でも夫は、自営同族企業のスペースにある、実家を継ぐことを選び、
そこは神聖な場所なのでしょう。
「義父母の物で暮らすことが条件、おまえ（たち）の物は捨てるかコンテナ・・・」
娘も私も一人になれる場所も無くショックでした。
拒否は、即離婚話で別居でした・・・

そして賃貸の契約切れと共に離婚ということになりました。

私の実家に移動で次女は通勤が１時間半プラス、他もいろいろ不便でしょう。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
大変なこの時期、次女が、心の支えになってくれました。
居なかったら、心身ともおかしくなっていたと思います。


にほんブログ村


にほんブログ村


恋愛・結婚(離婚) ブログランキングへ
日記を読んでくださって　ありがとうございます。

離婚に関する日記を見たい方２０１４年９月２２日から２０１５年３月２５日まで
３０年あまりの結婚生活が１３０回にわたり記されてます。自分でもびっくりな結婚生活です。
悩んでる方、参考になれば幸いです。でも熟年離婚は、よほどでない限り、お勧めしません。