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昨夜、オーロラ写真家・中垣哲也 さんの講演に行ってきました。
http://www.aurora-dance.com/home/home.html アラスカを中心とした、オーロラと自然の神秘。 写真のスライドで作った 生の動きに近いオーロラの映像や、 アラスカの野生動物たちの自然な写真 中垣さんのお話しぶりは やわらかで、とてもわかりやすかった。 オーロラの原理をよく知らない私には 驚く話ばかりでしたし、 テレビや写真でなんとなく見ていたものよりも、 ずっとずっと 神秘的。 楽しい講演で、2時間、あっという間でした。 自然の厳しさ・美しさにパワーをもらいました。 オーロラは、宇宙と地球の境目(地球から約100キロ先)に生まれます。 元素や太陽のエネルギーなど、人間の目には見えないものがぶつかり、光になります。 太陽の有害なパワーを守っているのが 地球をとりまく わずかな空気。 その生命のバリアが、オーロラとなって輝いているんだそうです。 カーテンのような動きは、地球の磁場を現しているとか。 地球は大きな磁石ですから、磁力が、目に見えているということ。 地球・・・なんて大きなパワーを持ってるんでしょう!! 北極の夜の厳しさといったら、とうてい我慢できないもの。 中垣さんは「地獄と 天国を両方味わうようなもの」と言っていましたが、 そんな中 じっと耐えて見れるオーロラは、なんと素晴らしいことでしょうか。 中垣さんは、誰もいない 厳しい自然の中で シャッターチャンスを何日間も待ち続けます。 その時、「自然と同化」できるんだそうです。 私たちは、日常でオーロラを見に行くチャンスなんてそうそうなく 同化できるほど自然の中に入りこむことも できないでしょう。 人生をかけた 彼らだからできること。 簡単には、本当の自然の恐怖や美しさに触れられない。 もし、あのオーロラを真下で見たとしたら・・・ 私は 美しさとダイナミックさに 恐怖を感じて 逃げ出してしまうと思います。 私は、その 自然への畏敬の念が 大切だと思うんです。 人生・生死をかけて 自然を追い求める人から伝え聞く、自然の力強さ。 自然の天国と地獄を体験しつつ シャッターチャンスを待っていると、 空が一瞬晴れただけでも すごくすごく 幸せなんだそうです。 「自分が存在できるのは、この地球で一瞬の出来事なのだから 精一杯輝いて生きたい」とおっしゃっていました。 こんなに美しく、神秘に満ちた惑星で、 私たちは どうして 絶望感にうちひしがれたり、裁きあったりするんだろう. 人々の関心も、批判や暗いニュースばかりに。 自然の雄大さに思いを馳せると、 ちっぽけな自分の存在を 愛しく思ったりもします。 こんなにちっぽけなんだから、そんなに落ち込まなくてもいい。 自分なりに精一杯がんばったら いい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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