2006/01/13(金)16:46
沖縄言葉・いちゃりばちょーでー(会えば皆、兄弟)
テーマは「こんなん知ってた?」です。
沖縄は台風が多い島。(最近は本土の方が被害も大きいけど)
台風のために飛行機が飛ばなくて、キャンセル待ちの混雑や空港で寝泊りする人々の姿がテレビで放映されるたびに、「かわいそうに、こんないやな思い出ができたらもう沖縄なんて来たくないだろうなぁ」と思ってました。
んで、沖縄県も考えたわけです。(誰が考えたか知りませんが・・調べてません、ごめんなさい)
「台風ボランティア」
確か、はじまったのは一昨年だったと思います。
「台風で帰れなくて困っている人のために、家へ泊めてあげる(もちろん無料でね)」というもの。
このニュースを見たときに「いい考えね。きっとすごく助かるよねー。でも、そんなボランティア(家に泊める)を申し出る人ってどんな人かしら。えらいわぁ」と思ってました。
・・・・その人が身近にいました。
「台風ボランティアに登録したよー」
?・・・・実家の母です。
「昔から、ニュースを見ていて何かできないかねーと思っていたさー」
(他人がやるのは大賛成だけど、まさか自分の実家でそんなことするなんて・・ビックリ)
実際に一昨年は1家族、受け入れていました。
「人をもてなす」ことが大好きな両親!夕食も、朝食も、更に飛行機で食べるお弁当まで持たせたそうです。
夕食時には実父の三線(三味線)の演奏付き!
そのご家族はとっても喜んでいて、後日、お礼のお手紙までいただいたそうです。
見知らぬ人を家に泊めるなんてちょっと怖い・・と思っていた私ですが、
その話を聞いて、とても素敵なことを引き受けたんだなーと嬉しくなりました。
「いちゃりばちょーでー(会えば皆、兄弟)」ですね。
私も「リタイア」(何年後か?)したらはじめてみたいな。。。
台風という「いやなできごと」がボランティアの方々のお宅で「心に残るできごと」に変わってくれたでしょうか。
「沖縄にまた来たいな」と思ってくれたらいいんだけど。。。
ちなみに去年は残念ながら台風ボランティアの活躍する機会がありませんでした。
今年の夏はどうでしょう?
台風はいやだけど、「リンリン夢実家」へのお泊り(3食、三線演奏付き)!
経験してみたくないですか?