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カテゴリ:日誌
~環境を整えても難しい子どもも~
環境を変えても子どもの抱える問題がうまくいかないことがある。 環境が子どもにフィットすればかなり効果があるときもあるが、 どうもそれだけではない。 勿論環境を変えるとうまくいくこともあるが、 どうしてもうまくいかないことがある。 環境の変え方が拙いだけではない。 その子どもの内的要因が大きく影響することがある。 D君はその辺が微妙だった。 彼は薬物を服用しているが、 確かに服用後1~2時間ほどは宿題にも集中するが、 薬物の効果が薄れてくると、 もうじっとしていられrなくなる。 環境を変え、 モチベーションを高めようと褒めて、 そしてまた褒めてと工夫するが、 うまくいかない。 仕方がないので、 ゲームをしたりと彼が集中できることに切り換える。 そうこうするうちに彼の多動傾向は益々盛んになる。 また薬物を服用すると30分もすれば、 再度落ち着きが観られ、 また集中出来るようになる。 薬物を服用しているかいないかの差は大きい。 これでは、 もし彼の抱える症状を理解できなければ、 周りの大人はただただ怒り、 叱り付けるだけではないだろうか? あるいは、 無視し放任したままが続くか? 積極的には関わらなくなるのでは? 個人の資質の理解は欠かせない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.08.22 03:27:05
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