それは・・・

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夢なのかもしれない　
幸せに憧れ　愛されているという感覚
確かな愛があった
確かにそこにはあった

愛を請い　愛を願うあまりに・・・
あまりにも不器用過ぎて
伝えられぬまま　時はすぎてゆく

きっと幻　手のひらからすり抜ける・・・
打ち寄せる波に　砂の城　指で書いた文字も
暮れゆく陽に闇へと誘う

無邪気に駆けた砂浜　子犬のように
ただ　嬉しくて・・・
空の青さが当たり前のようにあったから

愛されたいと願うあまり
愛を急ぎすぎた・・・
いくら尋ねても「愛」っていうものは・・・

無数の疑問符たちが通りすぎてゆく・・・