2月22日は竹島の日
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先日1月26日、1月29日の日記に書いた「吸引必要な女児の保育園入園を認めた」っていうことに今日コメントをいただきましたので、スルーしようかなと思いましたが、少し障害者について書きます。
障害を持った子供さんがおられるご両親にとって、ご自分の子供を障害者としてみず、普通の子供となんら変わらないと思いたい、思っている、思うようにしているという方もおられましょう。先日の吸引必要な子供さんのご両親もおそらくそうでしょう。だから「この子は障害者なんかじゃないと認められて嬉しい」ということが言えたのでしょう。 わからなくはないですよ。認めたくないっていうのか、なんにも変わらないんだっていう思いっていうんですか? でも、障害者なんです。障害年金なり障害者手帳をもらっているのなら、まぎれもなく障害者なのです。 障害があり、障害者手帳を持っていて障害年金をもらって福祉の力を借りているならば、そのお金はみんなが納めた税金からでているのです。 それは、障害を持っているということで権利があるわけで、健常者はもらえません。だからといって障害者が卑下する必要はありませんが、何らかの形で福祉の力を借りているならば認めるべきだと思います。 福祉の力を借りないで障害者年金ももらっていないなら「障害者じゃない」と言うのはわかりますが。 「園の方では受け入れ態勢を整えてたみたいです。市の方が無理って言ってただけで。それをわかっていて裁判したのならば周りの迷惑を考えてないというわけではないと思いますが…」というコメントをいただきましたが、全く周りに迷惑がかからないでしょうか?誰の手も煩わすことはないでしょうか? その園に通う他の園児も、この子に接する時に気を付けましょうとか器具をさわらないようにとか言われるでしょう。まだ学校もあがっていない園児にどこまで理解ができるものでしょうか。 ふざけたり、悪意がないにしろからかうような事を言うことがあるかもしれません。引っかけて器具がはずれるってこともないとは言い切れません。 万が一、よその子供さんがその子の器具を引っ張って事が起きて生死に関わるようなことがあった時、園、行政、事を起こした子供のご両親に責任の追及をしないでしょうか? 園としてもそういう事故が起きないように万全の体制で望むでしょう。他の園児のご家庭にも色々と説明されてご家庭で子供にも言い聞かせることでしょう。 すでに他人になにかしらの気遣いをさせています。迷惑がかからないなんてありえないと思います。 うちでも、認知症で病気もちの年寄りを事情があってショートステイさせたときに、いつものところが満員だから急遽別のところでのショートステイになったのですが、これがまた、ケアマネの方が特老にいれると重症な認知症の方が大声だしたり暴れたりしたりするから、まあ一般のところでも大丈夫かなと気を遣って一般のところにはいったがために、逆に見た目が元気なものだから、「できそう」だと思われたのか、十分なケアがいただけませんで、風邪をこじらせて入院することになりその後、大きな事故に至ることになったのです。 ケアマネさんが悪い訳でありません。でもやはり、見た目は普通でも呆けは呆けです。家と違って大勢いる中で一人一人にそんなに時間もかけられないのは当然ですが、特老の看護士さんであれば少なくとも見方が違って対応が違ってきたかと思います。 一口に障害者と言っても千差万別。一緒くたにするのもおかしいのですし、認知症と今回の子供さんとでは違うでしょうが、障害者ではないということは心の中で思うことであって、他人に向かって言うべきことでもないと思います。 専門の所で受け入れてもらうことも良い場合だってあります。 障害者に対して手をさしのべてくださる方に感謝もすべきでしょうし、受ける側はそれを当然のように思ってもいけないでしょう。 まあ、そこの園は受け入れる体制がおありだったということのようですので、どうこういうことではないのですがね。 障害者と健常者が一緒になって共存できる社会が理想なのでしょうが事が起きるのも人間社会ですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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