りらの徒然日記

2005/11/26(土)23:46

グラチャンを見ながら

スポーツ全般(37)

 普段、野球のことばかり書いている私だけど、実は、それ以外のスポーツを見るのも好きだ。  同じ球技なら、バレーボール、ラグビー、バスケットボールなんかが好き。  それから、フィギュアスケート、体操、新体操などの芸術系も好き。  マラソン、駅伝、相撲、柔道、スケート、スキー(ジャンプも、モーグルも、複合も、距離でさえも)などなど、挙げだしたらきりがない。  オリンピックを見るのは、夏季も冬季も本当に楽しい。  どの種目も楽しんでみてしまう。特に、普段は中継などしないようなマイナーな競技が見られるのが好き。  自分が運動系はからきしダメな分、そういう才能に長けた人達が真剣に狭義に挑む姿を見るのが好きなのかも知れない。  なので、野球のシーズンが終わってしまっても、結構、それ以外のスポーツを観戦して楽しんでいる。  「観戦」といっても、ほとんどがテレビだが。  見る分には、やはりその競技のルールとか、技術とかを知って見る方が面白い。  テレビで観戦していると、大抵の場合、解説者と呼ばれる人がいて、見所とか、ルールとか、技術とかを教えてくれるのがありがたい。  こういうことを重ねていくうちに、少しずつその競技のルールや技術が分かるようになってきて、さらに楽しくなる。  そしてまた、その競技にはまっていくのである。  野球シーズンが終わって、この頃見ているのがバレーボールである。  野球のアジアカップが閉幕するのと入れ替わりのように、ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)が始まったので、時間が許すときは見ている。  バレーボール好きは結構昔からだ。  遅くとも中学生のころには、すでに好きだった。  ちょうど「ニッポン、チャチャチャ!」のはしりの頃だ。  この頃、川合俊一等を中心とした、若いバレーボール選手の人気は高く、教室でも女の子たちはみんな「私は川合さん!」「私は海藤さん!」などと贔屓の選手がいた。  私は、なぜかバレーボールに関してはあまりミーハー精神は発揮されなかったので、特定の贔屓選手というのはなかったが、バレーボールの試合を見ることそのものが好きで、それは今でも変わらない気がする。  バレーボールは、ルールが分かりやすく、1回1回にぎりぎりの攻防が見られるのが楽しいのだと思う。  スパイクのすごさ、ブロックのせめぎ合い、レシーブの見事さ…、どれもこれも決して自分には不可能なことばかりなので、余計楽しいのかも知れない。  今年も、女子も男子も、なんだかんだ言って見てしまう。  ちなみに、日本ほどバレーボール観戦が盛んな国はないそうで、それで重要な大会が毎年のように日本で開催されるそうだ、といつかどこかで聞いたことがある。  ただ、1つだけ不満なことが…。  それは、いつの頃からか、毎年毎年、「盛り上げ役」としてくるジャニーズ系のお兄ちゃんたちのことである。  集客のためかも知れないが、バレーボールと全然関係ないじゃん! と思ってしまう。  試合開始前に、コートで歌なんか歌っちゃって、それがまた中継の頭に延々と流されるのはたまらない。  もっとイライラするのは、試合の最中の「盛り上げ」である。  特等席に座っちゃって、マイクをどっかと持って、「さあ、これからもっと盛り上がっていきましょう! いいですか? ニッポン! ニッポン!」なんてやられた日には、そのあまりにも人為的・作為的な臭いに、本当に辟易してしまう。  ちょっとうまく説明できないけど、とにかく、すごく鼻について嫌なのである。  もういい加減、関係のないアイドルを起用するのはやめてほしい。  もっとバレーボールという競技そのものを楽しみたいのだ。  不満を書いてしまったので、嬉しかったことも書くことにする。  嬉しかったことというか、驚いたことになるのだけど、男子の日本代表に荻野さんの名前があったこと。  まだ代表で活躍していたんだ! とかなりびっくりだった。  荻野さんについては思い出がある。  もう十数年も前、大学の1回生か2回生の頃、当時、私は大学の寮に入っていた。  その寮は2人部屋でそんなに広くなかったので、各人の居室にテレビを置くのは不可能で、テレビはホールと呼ばれた部屋に一台あるだけだった。  だから自分の好きな番組を見ることはなかなか難しかったのだけど、バレーボールはやはり人気があったので、よくみんなで一緒に見ていた。  そのころ、荻野さんはすでに全日本入りしており、活躍もしていたけど、…大事な所でのミスもよくしていた。  荻野さんがミスをする度、先輩たちが「荻野~~!!」と憤慨していたのが、なぜか今でもよく覚えているのである。  だから、私の頭には、「荻野=よくミスをする選手」としてインプットされていた(笑)  その荻野さんが十数年後の今も代表として活躍しており、しかも頼れるベテランとして先発出場を続けているのは、驚きでもあり、また嬉しさもあるのである。

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